過去の例会報告


地理教育部会 2004年度 2月例会

日 時: 2005年2月5日(土) 

場 所: 花さき

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)  橋本九二男(元大阪府立高等学校) 奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 
奈良 芳信(清風南海中・高等学校) 吉水 裕也(岐阜聖徳学園大学)  冨田健太郎(智辯学園和歌山中・高等学校)

2月例会報告
 奈良芳信さん
   「平成17年度大学入試センター試験の検討──地理B・地理A、本試験・追試験──」  

資料:2005CT本試地理について pp.1-6
    2005CT追試地理について pp.7-12

概要
  1. 大問5問(各20点)中の2問(第4問と第5問)がA・B共通問題の形式は、第1回共通一次試験(昭和54年)以来踏襲されている。
  2. 解答数は本試・追試、A・B共に35問であり、これは平成13年(2001年)から5年連続している。因みに平成12年(2000年)までの数年間は36問だった。
  3. 2004CT追試では多数の地形図が出たが、今年は本試では1枚、追試では2枚出ただけだった。出題地形図は、本試は1/50,000四日市、追試は1/25,000羽後黒沢と1/25,000横手。
  4. 本試は「易しめで平均点は上昇しそう(掲示板#523)」との予想通り、昨年よりBは8点近くAは6点近くの上昇だった。
  5. アジア関連の出題が多いのが近年の傾向だが、今後も続きそう。
  6. 図表・写真を使った問題は相変わらず多い。写真問題は点の稼ぎどころとおもわれる。
  7. 基本問題が多く、普段まじめに学習していれば高得点が期待できる問題が出題されている。

※毎年、本試冊子は、地理学教室のご厚意で提供されてます。
 今年の追試冊子は、奥舍先生の尽力で入手できました。


 資料提供
磯  高材さん 活断層の長期評価(六甲・淡路島断層帯、大阪湾断層帯) SEISMO 2005年2月号 pp.6-7
CD:Catalogue of Geologic Maps 2004

奈良 芳信さん 2005年CT解説 本試験:現代社会 B5判4頁
〃 追試験:現代社会 B5判5頁
   〃    本試験:政治・経済 B5判3頁
   〃    追試験:政治・経済 B5班4頁

冨田健太郎さん 智辯地理 宿題プリント(工業立地、村落・都市) B4判6枚

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