過去の例会報告


地理教育部会 2005年度 11月例会

日 時: 2005年11月日(日) 

場 所: 百瀬川

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)     神吉 正雄(武庫川女子大学附属)
水口 昭夫(武庫川女子大学附属)     冨田 健治(清風南海)
中川 昭男(大阪教育大学附属平野)    吉水 裕也(岐阜聖徳学園大学)
宮村 誠二(帝國書院)          冨田健太郎(智辯学園和歌山)   奈良 芳信(清風南海)

11月例会報告
 「百瀬川扇状地」 巡検 

 曇、午後弱い雨の天候であったが、充分所期の目的を達することができた。近江今津駅前集合のあと、2台の乗用車に分乗し、要所で下車し徒歩で巡検した。また、聚落内は駐車できないので、近江中庄駅前無料駐車場を利用し、徒歩で出かけるなど、きめ細かく観察し、地元の人とも会話して、実情や実態、これからの見通しなど有益で充実した巡検であった。

主な巡検地
  1. 琵琶湖畔今津浜:湖岸、松林、後背湿地、街村、等
  2. 百瀬川、生来川の河口:波の影響で茶色に濁る
  3. 百瀬川、生来川の並行流路附近:流路に落差=百瀬川の水を生来川に流す
  4. 百瀬川大橋附近
  5. 百瀬川隧道:車輛用と自転車・歩行者用
    地形図では、隧道が2本あるのはわからない
  6. 百瀬川沿い:水無川状態から地表水流の見られるところまで、扇頂、支谷の砂防堰堤
  7. 百瀬川扇状地の土地利用:水田、果樹園(柿・葡萄)、畑、雑木林、林間住宅地、
    野生動物(猪、鹿)の侵入防止柵
  8. 「沢」聚落:地下水=伏流水利用の井戸はポンプ汲み上げ、自噴は減少
    水道の普及で井戸水の利用が急減している
  9. 「中庄」聚落:井戸、自噴井戸、井戸水の利用、湧水の利用
  10. 「大沼」聚落:井戸
  11. 扇央の林間住宅地:別荘もあるが、常住者が増えている
百瀬川隧道大沼の井戸
 資料提供
なし


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