地理教育部会 2006年度 2月例会

日 時: 2007年2月3日(土) 

場 所: 花さき(臨時會場)2F

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)     橋本九二男(元大阪府立高校)
奧舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)    小林 正恒(大阪府立東住吉高等学校)
岡森  啓(清風南海中・高等学校)    冨田健太郎(清風南海中・高等学校)
奈良 芳信(清風南海中・高等学校)


 「平成19年度大学入試センター試験(地理B、地理A)について」  奈良 芳信・冨田健太郎 

 冨田氏作成資料(α)を主に、奈良氏作成資料(β)を従に、各設問ごとに、解法、作問意図、設問の難易、傾向等を詳細に検討した。

解法に関しての目の附けどころが、奈良・冨田両氏では異なる部分が多々あり、また、參加者間でも異なり、各々の蓄積・センスの差が出て、有意義な意見交換となった。

各設問ごとの詳細は、奈良氏作成のものがHPに掲載されているので、省略する。


 「天守閣」について」  橋本九二男 
 橋本氏は城下町に興味を持ち、長年にわたり城下町の歴史地理学的な考察を続けてこられた。今回、現存する「天守閣」資料に基づいて復元された「天守閣」についての考察を発表された。

 城郭のない城下町は成り立たない。しかし城郭すべてに天守閣があったわけでもない。天守閣はもともと望楼・物見櫓の機能の発想からと言われる。しかし、建築年代(江戸時代は幕府の許可制)から考えると、家臣・領民・他国への誇りを表現する層塔型であり、窓や屋根に装飾が加えられている。天守閣の存在は、領主の威厳を示すためにあり、軍事的意味よりも立派さを家臣・領民・他国者への誇りとして建設されたといえる。
犬走りについても解説があった。

 資料提供
磯  高材 緊急地震速報、配信・受信端末のパンフレット(NTTコミュニケーションズ)
奈良 芳信 2007CT本試 地理 について(01.27版、B5判、8頁)……β
2007CT本試 現代社会 について(01.26版、B5判、4頁)
2007CT本試 政治・経済 について(01.26版、B5判、4頁)
2007CT本試 日本史 について(01.31版、B5判、7頁)
2007CT本試 世界史 について(02.02版、B5判、8頁)
冨田健太郎 2007年 センター本試験 地理 解説(B5判、10頁)…………α
2007年 センター本試験 現社 解説 1版(B5判、4頁)
マグロ養殖 熱気(日本経済新聞 2007.01.22)
産業ベルト地帯 インドで整備(日本経済新聞 2007.01.22)
南極はタイムカプセル(日本経済新聞 2007.01.28)
平成14年国際旅行収入ランキング(平成16(2004)年『観光白書』)
平成13年国際旅行支出ランキング(平成16(2004)年『観光白書』)
平成14年外国人旅行者受入数国際ランキング(平成16(2004)年『観光白書』)


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