地理教育部会 2007年度 9月例会

日 時: 2007年9月8日(土) 

場 所: 花さき(臨時會場)

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)   橋本九二男(元大阪府立高等学校)
奧舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)  奈良 芳信(清風南海中・高等学校)


 「2007下北陸中巡檢」  

地理教育部会恒例の夏季巡檢。今年は下北半島〜陸中海岸です。

 8月6日朝青森集合、8月10日昼宮古解散の計画でした。參加者(磯、奥舍、中川、冨田jr、奈良の5名)が確定した段階で、陸中海岸国立公園制覇の聲が出、追加巡檢實施となりました。結果、下風呂温泉、大湊、宮古、宮古、釜石、気仙沼の6泊7日(実質7泊8日)の巡檢となりました。

 平成19年新潟県中越沖地震(M6.8、最大震度6強、2007.07.16 10:13発生)で、信越本線が土砂崩れで不通になり、確保した夜行寝台特急“日本海1号”が運休。急遽東京−青森の夜行バス“ラフォーレ1号”の座席確保に追われる等の事態になりましたが、何とか計画通りに青森着・集合を果たし、無事、巡檢を實施することが出来ました。

 主な見学地等は以下の通りです。

08.06 仏ヶ浦(海上と陸上から)、大間漁港、大間崎(本州最北端)、草島、海峡いさりび公園、大間鉄道メモリアルアーチ橋、下風呂温泉

08.07 旧大畑線、関根浜、尻屋崎(本州最北東端)、猿ヶ森檜葉埋没林、恐山、宇曾利山湖、釜伏山、北洋館、水源地公園

08.08 大湊線完乗、野辺地防雪原林、むつ小川原国家石油備蓄基地、六ヶ所原燃PRセンター、むつ小川原港、むつ小川原湖沼群、北リアス線完乗

08.09 浄土ヶ浜、浄土ヶ浜−田老定期船、田老、鵜ノ巣断崖、北山崎(海上と陸上から)、安家渓谷、安家洞、龍泉洞、龍泉新洞、岩泉線完乗

08.10 月山、トドヶ崎(本州最東端)、鉄の歴史館、釜石大観音

08.11 南リアス線完乗、大船渡港、碁石海岸、高田松原、大理石海岸、巨釜、半造、津波体験館、舞根湾

08.12 気仙沼港・湾、大島航路、亀山リフト・展望台、気仙沼線完乗

※フォトアルバムに写真を掲載します。

 「関巡檢」  
平成19年5月27日(日)に実施された巡檢(參加者は、磯、奈良、射手矢、冨田jrの4名)の報告。例会の時間の都合で延び延びになっていたが、やっと報告・發表する時間を確保出来た。詳細は省略します。※フォトアルバム“ちり☆ちり”に写真があります。

 資料提供
磯  高材 平成19年7月の地震活動の評価(SEISMO 2007年9月号 pp.2-5)
橋本九二男 写真五葉
@散村景観:砺波夕照(2007.05.22 夢ノ平スキー場より)
A散村景観:屋敷森が無くなりつつある(2007.05.23朝 夢ノ平スキー場より)
B小村の風景:中央道中津川ICの北約15km地点
C阿寺峡に残る森林鉄道跡a:中央道中津川ICより北東方向へ車で30分弱地点
D阿寺峡に残る森林鉄道跡b:中央道中津川ICより北東方向へ車で30分弱地点
奈良 芳信 海底地震の巣 直接探査(日本經濟新聞 2007.09.02、サイエンス)
揺らぐ食 手探りの安心 (日本經濟新聞 2007.09.01・02)
中国農村 豊かさへの挑戦 (日本經濟新聞 2007.09.01・02)


←kako ▲TOP