地理教育部会 2008年度 12月例会

日 時: 2008年12月13日(土) 

場 所: 大阪教育大学天王寺キャンパス 中央館 5階 520教室

参加者
正木 久仁(大阪教育大学)       磯  高材(元大阪市公立学校長)
神吉 正雄(武庫川女子大学)      奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)
奥野 一生(大阪府立大和川高等学校)  林  育史(御坊市立御坊小学校)
奈良 芳信(金蘭千里中・高等学校)


 「話題提供」 奈良芳信  磯高材  奥野一生  神吉正雄
◎奈良 芳信
  1.  『月刊島民 中之島』 京阪電車中之島線開通に伴い、月1回発行されている。好評で、すぐに無くなるようである。新駅周辺について、土地の歴史や建造物の解説などの説明が掲載されていて、教材にも使える。
  2. 山崎論文 最近の現地の様子を詳細に述べているので、南米学習の参考になる。
  3. 高2模試第1回 勤務校で実施した模試の全問(解答数50、試験時間50分)について解説された。
    大学入試センター試験に準ずる構成で、1・2学期の学習内容をもとに、新しい観点で発展的に作成されており、例年のセンター試験のレベルよりも難しい。中には易しめの問題もあるので、文章の読解力、関連づける思考力、総合的な判断力で、成績が左右される、と思われる。
  4. 入試問題 用いられている1:25,000地形図「羽根」は、夏季巡檢時には発行されていない(平成20年10月1日発行1刷)。発行されていない地形図をどうして、2008年入試に使うことが出来たのか?、という疑問がだされた。

◎磯  高材  
  • 11月26〜28日インテックス大阪で開催された NEW EARTH 2008 での、地球温暖化対策と環境ソリューション技術についての一例を紹介された。
    CO2を地中深い石炭層に注入して、代わりに石炭層にあるCH4を回収して利用する。
    夕張炭田で実験中である。

◎奥野 一生  
  • 『新・日本のテーマパーク研究』についての図書新聞・黒川 類さんの書評の紹介であった。
    ※初刷は完売。現在2刷中である。

◎神吉 正雄  
  • 地球温暖化に代表される環境問題について、議論の枠組に関しての疑問点等の問題提起
    がなされた。

※時間の関係で、予定していた“天井川巡檢”の報告は割愛しました。

 資料提供
磯  高材: 「ひがた」(地球環境関西フォーラム)
CD:関西自然に親しむ風景 100選(地球環境関西フォーラム)
「二酸化炭素炭層固定化技術開発」(株式会社 環境総合テクノス)
「地球温暖化 なんだろう?」(気象庁)
奥野 一生 「書評:『新・日本のテーマパーク研究』」(図書新聞 2008年11月1日)
奈良 芳信 『月刊島民 中之島 4号』(月刊島民プレス)
『月刊島民 中之島 5号』(月刊島民プレス)
山崎 洋之「ボリビア・南アルチプラノの牧畜形態」
                (ラテンアメリカ・カリブ研究 第13郷:11-20頁)
まいど1号 夢相乗り(朝日新聞 2008年11月22日)
2008年度東北学院大学入試問題(旺文社『全国大学入試問題』より)
平成20年度 高2 模擬試験 第1回


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