「個人巡檢報告 香港・澳門方面（2008年末訪問） 米国ペンシルベニア州」 高橋淳一香港・澳門：
ともに中国に返還（香港は1997年、澳門は1999年）され、中国の特別行政区となっている。香港・澳門住民はカードで両地区・中国本土への旅行ができるが、本土中国住民の特別行政区への出入りについては、外国人以上の厳重な審査があるようだ。ポスターに「永利移民」「投資移民」の文字があった。
澳門：
世界遺産に登録されているポルトガル統治時代の建物が数多く保存されていて、観光地としての地位は変わっていない。
博物館内では、日本の歴史遺物も多く、殉教者の紹介、茶の系統紹介、銀製品にシルバーの文字（旧石見銀山か？）などがあった。
小中学校の児童生徒は学校制定の制服を着用していた。遠方者はスクールバスで、近い者は保護者が学校まで送り迎えしていた（全てではないが）。
ホテルの窓からは、高層・低層住宅群がよくわかり、実際に外出すると、その地域の住民服装、商店の品物、買物の様子などから所得差がわかる。
日本観光への関心が高いようで、日本観光のポスター、日本文字の看板広告が目についた。旅行案内のパンフレットもあり、北海道・東京･名古屋・大阪・鹿児島の文字が大きかった（京都は関心なさそう）。雪と温泉に憧れがあるようだ。
香港：
博物館では南京条約による香港・澳門割譲の歴史、日本軍の占領下、香港返還に至るまでがくわしく解説されていた。
卸売市場では日本からの輸入食材を扱う店があり、苺・トマト・モヤシ・玉葱・蜜柑・林檎・近江牛の紙箱（日本字）が並べられていた。
民族村では中国各地の生活を紹介していたが、モンゴル・黄土高原、朝鮮族・維吾爾族・西藏族ほかの少数民族地域が強調して紹介されていた。
地下鉄は、日曜日であったので、深?地区居住者の香港地区への買出人と外国人觀光客が目立った。九龍地区と香港島とは海底トンネルで結ばれているが、観光用に渡船航路もある。
バスは、ほぼどのバスも障碍者が利用しやすいようにバリアフリーが完備されたものが走っていた。
ⅱ高校研修旅行：
高橋氏一人で引率した、米国ペンシルベニア州への研修旅行の紹介であった。現地高校生との交流会の様子やスリーマイル島原発の様子などの紹介がなされた。
「個人巡檢報告 桑名～多度方面」 奥舍憲雄桑名城阯（九華公園）、七里の渡跡、六華園（二代目諸戸清六邸宅）、多度大社、薩摩藩士の墓（海蔵寺）、長良川河口堰、等々
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