地理教育部会 2012年度 2月例会

日 時: 2013年2月2日(土) 

場 所: 大阪教育大学天王寺キャンパス 中央館 2階 

参加者
正木 久仁(大阪教育大学) 磯  高材(元大阪市公立学校長) 
奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 奈良 芳信(金蘭千里中・高等学校)  武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長)
岡森 啓(清風南海中・高等学校)  奥野 一生(大阪府教育センター附属高等学校) 
射手矢 武(清風南海中・高等学校)  冨田健太郎(清風南海中・高等学校) 



 「2013年 センター試験 地理B 解説検討」 冨田健太郎  奈良芳信 2013年本試 N氏版(pdf) T氏版(pdf)
 センター試験の地理Bの検討を行った。昨年は答えを導くのが困難な難問があったが、今年も難易度は昨年並みで、受験生にとって厳しい問題であった。実際、予備校のデータをみると、90点以上の割合はおよそ2%で、上位の大学を狙うものにとっては不利なテストであった。

 難易度が高かった問題は解答番号8のデンマーク、スイス、UAE、フィリピンの第3次産業の内訳の問題、解答番号14の東京とニューヨークの本社の数と高層ビルの数、解答番号17の日刊新聞の発行、解答番号25インド、アメリカ、サウジの糖尿病患者数、解答番号31の徳島、宮古島、会津若松の日照時間は生徒の目線で見ると、かなり難しかっただろう。

 作問者はとしては常識的に分かるだろうと思ってつくっているのかもしれないが、本社の数や位置、日刊新聞の配達が多いのが日本、などは生徒にとっては常識的に判断できなかっただろう。



 資料提供
磯 高材 聖天宮・東京ソラマチのフロアガイド
「M6.8以上の可能性 28断層」2013.2.2毎日
「東南海地震の発生確率 70〜80%」2013.2.2毎日
「ハルカス元年 変わるあべの」2013.1.14毎日
北原糸子 「三陸津波の歴史と村の復興」レジメ 名古屋大学防災アカデミー講演2013.1.30 
奈良 芳信 月刊島民vol.53〜55  2012.12.1、2013.1.1、2013.2.1
冨田 健太郎 「なぜを訪ねて2 時を超えるロシア少女」2013.1.3朝日
「なぜを訪ねて5 米国 毎日フライデー」2013.1.6朝日
「なぜを訪ねて7 二つの漢字TPOあり」2013.1.8朝日
射手矢 武 河合塾センターリサーチ資料


←kako ▲TOP