地理教育部会 2015年度 10月例会

日 時: 2015年10月17日(土) 

場 所: 大阪教育大学天王寺キャンパス 中央館 514教室

参加者
正木 久仁(大阪教育大学) 磯  高材(元大阪市公立学校長)  
奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長) 中川昭男(興国高校)
冨田 健治(相愛中・高等学校) 奥野 一生(清水谷高等学校)
冨田 健太郎(清風南海中・高等学校)



 「個人巡検報告」 中川 昭男
地学の先生を中心としたグループで7日間のアイスランドの旅へいった

スリフェニューカ火山 火山へ向かう途中にギャオをわたる。台地に亀裂が入っている。溶岩洞窟もある。当たりは一面溶岩台地。この火山はマグマだまりにマグマがなくなっているため、数年前から見学できるようになっている。ゴンドラにのって地下130mにおりて、元マグマだまりを見学。壁面には溶岩岩脈や鉱物が見える。

ヘインギットル地熱発電所見学 発電の仕組みの講義。地熱を利用した地熱レストランなどがある。

ギャオの見学 スーパーの床をガラス張りにしてギャオが見えるようにしているところもある。東日本大震災のあとに突如現れた3mのギャオもある。

間欠泉 5分おきに噴水する。かなりの高さがある。

グルトルフォス滝 水量が多い大きな滝。

北米プレートとユーラシアプレートの境界にかかる橋 さすが、ギャオ。
ブルーラグーン 地熱を利用した世界最大の露天風呂。スヴェルトセンギ地熱発電所が隣接する。


 「夏季 北関東巡検報告」 冨田健太郎
今年の夏は北関東巡検を行った。

1日目
東京から東北新幹線で小山へ
両毛線に乗り換え、足利へ

足利 足利学校 坂東の大学と言われた足利学校では儒学の講義が行われていた。孔子廟や講義場所であった方丈などを見学した。
    また、「中庸」を教えるための「有座之器」があった。
大泉 ブラジル人労働者が多いということで、関係の店を探す。店にはブラジルからの輸入品などが置いてあった。
岩宿遺跡 遺跡が発掘された露頭と資料館があった。
桐生織物記念館 桐生は「西の西陣、東の桐生」と言われた織物の町。桐生織の見本や織機の展示があった。売店では桐生織の商品が           あり、手ごろな値段で購入できる。ネクタイなどは3000円程度であり、品質の割にお買い得であった。
桐生の三角屋根の工場跡 桐生織の工場であったとおもわれる。建物の一部は壊され、駐車場になっていた。工場は大谷石でできている

2日目
わたらせ渓谷鐡道全線乗車 足利から間藤へ
足尾銅山 足尾銅山の建物、砂防ダム、鉱山住宅あと、間藤水力発電所跡、足尾銅山観光では坑道の見学を行った
日光 食事、下野国一之宮日光二荒山神社、輪王寺
葛生 葛生原人、石灰石鉱山遠望、石灰石鉱山は目当ての鉱山へは道路が通行止めのため行けず。
栃木市 蔵のある町。町を散策。
大谷資料館 大谷石の採掘跡を利用した資料館。地下は涼しく、コンサートも開かれる幻想的な雰囲気を作っている。
宇都宮 下野国一之宮宇都宮二荒山神社。

3日目
宇都宮から郊外へ 郊外の工業団地へ通勤する交通渋滞があった。大都市圏とは違った通勤ラッシュ。
茂木町の棚田を数か所 棚田百選のほか、茂木町では独自に棚田を保存している。道案内もあり、棚田を発見しやすかった。
益子 益子焼共犯センターと益子焼を広めた濱田庄司邸を見学
高田派専修寺 一身田の前身の寺 小さいながらも寺の周りには環濠があった
東武鉄道おもちゃのまち駅
かんぴょう・夕顔栽培 すでに収穫期を過ぎていたが、かろうじて残っている夕顔を発見。
渡良瀬遊水池 
結城、真壁の街並み 真壁では川島用品店さんにいろいろと話を聞くことができた
筑波山 ロープフェイとケーブルカーともに利用。男体山、女体山の両方の神社に参拝。軽い登山でした。
国土地理院



 資料提供
磯 高材 噴火速報パンフレット
新しい静止気象衛星 ひまわり8号・9号
冨田 健太郎 『日本の若者が知るよしもない中国女子の悲しすぎる格差事情』ダイヤモンドオンライン2015.8.24
『藻の油が燃料、飛べよ航空機』日経2015.10.2
『航空機、広がる日本製部品 ボーイングなどに』日経2015.9.30
『国際機関の難民支援、財源不足で縮小 欧州流入の一因に』日経2015.9.11
冨田 健治 干瓢かんぴょうの資料
奧野 一生 亜炭香報2015.3.25
奥尻島津波館パンフレット
旧釜石鉱山事務所パンフレット
気仙沼市大谷鉱山歴史資料館パンフレット
旧伊達郡役所パンフレット
BRT気仙沼線、大船渡線
橋野鉄鉱山パンフレット


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