過去の例会報告 |
参加者 |
磯 高材(元大阪市公立学校長) 橋本九二男(元短大・大阪府立高校) 奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 奈良 芳信(清風南海中・高等学校) 桑名 智寛(大教大附属天王寺中学校) 冨田健太郎(智辯学園和歌山中・高等学校) 高橋 淳一(智辯学園中・高等学校) |
地理授業におけるデジタルコンテツの活用事例 中学地理 冨田健太郎氏 |
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文部科学省の研究委託により、和歌山県教育委員会と和歌山大学教育学部が平成14年度に和歌山県内36校などの協力で、「各教科におけるデジタルコンテンツを活用した授業実践」209事例を開発し、うち100事例が和歌山県の教育情報センターに登録されている。 これは、すべての教職員がコンピュータやネットワーク等の機器を用いて、各種のコンテンツを活用した授業ができるように実践成果を蓄積し、いつでも・誰でも様々な実践事例やノウハウを参照できるようにした、先駆的なものである。 今回、冨田氏は、中学校地理を担当され、その実践例を報告された。中学校1年生地理の近畿地方の学習中に依頼があったので、近い将来起こるといわれている南海地震を主題に挙げた。冨田氏勤務校の所在地及び生徒の通学範囲などの諸点からも適切なものと考えた。 また、教科書や資料集に無い物をインターネット上から教材として採り上げれば、最新の資料としても活用できると考えた。 授業の準備:レジメの作成(授業で使用するHPのアドレスなど) 予定されるインターネットからの情報検索 情報の中から、生徒の学習能力からみて適当なものを取捨選択 既存資料のデジタル化 資料:発表報告概要 学習指導案 近畿地方の自然災害(南海地震に備える) 授業プリント HP特集 実践の反省: ・インターネットの使用という普段と違う授業形態であったので、生徒の興味・関心が高く、反応がとても良かった。■きのくにデジタルコンテンツ活用コンソーシアム(http://center.edu.wakayama-u.ac.jp/digicon/) の「Web版指導案集中学校版」の1番に冨田氏のものが、「Web版指導案集小学校(複式を含む)版」の38番・39番に新宮市立三輪崎小学校・林 育史さんのものが掲載されている。 |
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御坊・広川巡検報告(プロジェクター利用) 奈良 芳信氏 | |
※巡検参加者:磯 高材、冨田健治、奈良芳信、射手矢 武、冨田健太郎 御坊では、和歌山県教委日高地方教育事務所長の湯川宗一先生に案内・説明を戴きました。 |
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資料提供 | |
磯 高材さん | 「大和川付替え300周年記念事業 イベントカレンダー」 (大和川付替え300周年記念事業実行委員会) 「絵図に描かれた大和川 大和川付替え三〇〇周年記念企画展T ポスター」 (柏原市歴史資料館) 「付け替えから300周年を迎えた大和川 パンフレット」 (大和川水系ミュージアムネットワーク) 「堺港〜大阪教育大学附近の大和川南測線地下構造調査の報告概要」 仁徳天皇陵西側の上町断層、応神天皇陵附近の誉田断層で基盤岩に約500mの落差があることが判明した。 |
橋本九二男さん | 写真 木曽三川公園展望タワーから撮影 A1 河口方向 揖斐川・千本松原 A2 〃 揖斐川・千本松原・長良川 A3 〃 長良川・木曽川 A4 上流方向 揖斐川・養老断層崖・輪中農家復元家屋 A5 〃 輪中農家復元家屋・復元水屋 A6 〃 長良川・木曽川 長島町「なばなの里」温室内で撮影 B 花 |
冨田健太郎さん | 東南海・南海地震に備えよう 和歌山県 |
《書籍紹介》 | |
磯 高材さん | 中 九兵衛『甚兵衛と大和川』大阪書籍 \2500 平成16年1月25日発行 ※中 九兵衛さんは、甚兵衛10代目。 書店にはありません。直接連絡をとっての入手となります。 |