過去の例会報告 |
参加者 |
磯 高材(元大阪市公立学校長) 奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 奈良 芳信(清風南海中・高等学校) 冨田健太郎(智辯学園和歌山中・高等学校) |
奥舍 憲雄さん 「漁業(過ぎたるは猶オヨバザルか?!)−授業時配布のプリントと簡単な試験問題(一種)を材料に−」 |
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夏期の補講(50分×6日)で扱った「漁業」に関する教材について解説された。 @漁業資源、A海流との關係、B二百浬漁業水域、C国連海洋法会議などを、過去〜現在及び将来への考え方を中心に指導された内容を紹介。 さらに、D各種漁法の絵図、E関連20分テスト、F日本の漁業(戦前・戦後)、G製塩の歴史、H統計(種類別漁獲高、含捕鯨)なども附随して解説された。 |
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冨田健太郎さん 「地図帳の活用 −授業時の活用事例を材料に−」 |
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平素の学習における教科書や地図帖の活用について、様々な事例(下記@〜F)を通して課題を挙げ、それについての参加者の経験や現状を話し合って今後の資料とした。 @生徒にとって、地理の教科書は勉強しやすいか。 A地図帖や統計に対する認識はどうか。 B授業において効果的な地図帖と統計の使い方(扱い方)はどうか。 C地図帖へのチェックの仕方に工夫はあるのか。 D統計のチェックの仕方に工夫はあるのか。 E生徒の自主性はどこまで期待できるのか。 F試験において結果は出ているのか。 |
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奈良 芳信さん 「統計が変わった! でCTはどうなる? −動力資源を材料に−」 |
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『日本国勢図会』『世界国勢図会』などの複数頁にまたがる統計を集約した統計表を作成し、これをもとに作成した問題例を材料に、統計問題の解き方、目のつけ所、国単位での各国の特徴把握などを解説された。 また、統計が変わったので、CTなどでの出題予想の一端を披露された。 |
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巡検報告 | |
実施日 | 平成16年(2004年)10月31日(日) |
案内者 | 吉水裕也さん |
参加者 | 磯 高材、奥舍憲雄、冨田健治、奈良芳信、岡森 啓の5名 |
内 容 | ○伊能図フロア展@名古屋ドーム 球場のセンター〜ライト一面に展示されており、外野観覧席から全貌を見学、次いでグランドに出て国後島・北海道〜種子島・屋久島を見学。釧路についで本邦二番目の展示。なお、江戸幕府では、二つに分けて見たという。 ○岐阜県柳津町 木曽川の流路変遷による自然堤防上の聚落、改修された現在の河川、周辺の農業的土地利用、新興住宅地などを徒歩で細かく巡検した。 |