参加者 |
正木 久仁(大阪教育大学) 磯 高材(元大阪市公立学校長) 奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長) 奥野 一生(大阪府立大和川高等学校) 奈良 芳信(金蘭千里中・高等学校) |
「巡檢報告」 奈良芳信 | ||
1 吉備路巡檢(地理教育部會一日巡檢、2月21日実施、前夜岡山駅前で宿泊) 好天に恵まれ、歴史的な観光地でもあり、冬の時期としてはかなりの人出であった。遊歩道・案内看板・売店など、自然を生かした整備が行われており、他の観光地が參考にして研究すると良い、と思われた。 ジャンボタクシーを利用したので、効率的で、計画時間通りに実施できた。 主な下車地 @吉備津彦神社(備前国一宮) A両国橋(備前備中国境の小川に架かる橋、川幅約2m) B吉備津神社(備中国一宮、本殿は国宝、別宮まで長い渡り廊下) C高松城水攻め築堤跡(発掘調査で一部復元・整備) DJR備中高松駅(駅裏から最上稲荷までの軽便鐵道跡地は公園・道路などに活用) E大鳥居(最上稲荷への新道上に建設) F最上稲荷(豊川@愛知、伏見@京都とともに有名、門前町は駐車場の關係で土産物屋などが櫛比する通り道、開店している店舗が多かった) G備中高松城跡(跡地は公園、堀は広くて池の状態) H造山古墳(草が枯れ、古墳上を広く散策できた) I備中国分尼寺跡(解説の立札が良く揃っていた) J蝙蝠塚古墳(石室内へも入れた) K備中國分寺(国宝の塔は解体修理完了直前に颱風で損傷し再修理) L作山古墳(後円部のみ散策、造山古墳と同樣立ち入りできる古墳は少ない) M総社宮(境内に一等三角點) N郷土資料館(明治時代の古建物を活用) O國府跡(折角の史跡なのに整備不充分) P鬼ノ城(大野城@福岡、高安山城@阪奈と同樣の古代山城、発掘調査中、一部復元、広大過ぎて調査完了時期不明) Q寳n宦i一休和尚の逸話の寺) RJR吉備線(吉備地方の觀光と岡山への通勤通学で列車本数は多いが気動車、LRT化が望まれる) 2 倫敦巴里巡檢 奥舍氏と二人で、3月28日〜4月3日の一週間、倫敦三泊、巴里二泊の駈け足巡檢。 限られた日数を勘案し、 @田園キ市(レッチワース)・ニュータウン(スティブネジ)の巡檢@倫敦、 Aキ市再開發@倫敦(ドックランズ・巴里(ラデファス、モンパルナス、マレ地区)、 Bユーロスター体驗乗車、 Cバビロニアの粘土板地図@大英博物館の四本柱の巡檢であった。 雨の日が多く、寒かったが、所期の目標は全て達成した。 倫敦の二階建バスの前面展望は、市街地等の様子が良くわかる。お奨めである。 往復にはアシアナ航空を利用。関西空港は、諸設備や快適性で、仁川空港に完敗状態であることを実感。関空からの倫敦直行便が皆無で、飛行機代は往復ビジネスで一人233,570円(含諸費用)、利便性・価格面でアシアナもしくは大韓航空利用者が増えるのは当たり前と実感。 巴里シャルルドゴール空港の段取りの悪さは相当なものである。 流石韓国の航空会社、竹島を「独島」とした地図を座席モニターで流していた。 |
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資料提供 | |
磯 高材 | 「稲むらの火 復活」(毎日新聞 2010.05.07 夕刊) 「センター試験が『仕分け』の対象に」(毎日新聞 2010.05.08 朝刊、新ヘ育の森) |
奥舍 憲雄 | 「ED70形水銀整流器式交流電気機関車(日本国有鉄道 1957)」 |
奈良 芳信 | 『月刊島民 中之島 20号』(月刊島民プレス、2010.03.01 四月例會殘部) 『月刊島民 中之島 21号』(月刊島民プレス、2010.04.01 四月例會殘部) 『月間島民 中之島 22号』(月間島民プレス、2010.05.01) 「浪華八百八橋 map」(大阪市、H21.07) 「水の都・大阪周遊 map」(大阪市、H21.07) 「中之島探訪 nakanoshima map」(大阪大学、2010.04) 「御堂筋彫刻ストリート」(大阪市) 「鳥取・島根」(日本旅行、春夏秋 宿コレクション) |
奥野 一生 | 「隠岐巡檢資料」(『SHIMADAS』pp.614-637) |