地理教育部会 2010年度 11月例会

日 時: 2010年11月13日(土) 

場 所: “なにわの海の時空館”(大阪市立海洋博物館)

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)      奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)
武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長) 奈良 芳信(金蘭千里中・高等学校)


 “なにわの海の時空館”(大阪市立海洋博物館)半日巡検

  大阪南港にある大阪市立海洋博物館「なにわの海の時空館」が近く閉館となる予定であるの
で、11月例會を半日巡檢とし、当館見学と周辺巡檢を計画した。しかし、当日は、この時期としては珍しい黄砂での影響で、視界が極めて不良で、館内からの外の景観観察も周辺巡檢にも条件が極めて悪く、館内見学のみの実施となった。
 なにわの海の時空館のメイン展示は、2階の実物大「檜垣廻船」復元船の“浪華丸”で、この船の話題を中心に、4階が“海がつなぐ世界の文化”、3階が“大坂みなとの繁栄”、1階が“海への誘い”のテーマによって展示・解説をしている。
 浪華丸は1800年頃の設計図面をもとにした総本造である。船の部分ごとに樹種が異なるので、該当する木を求めて全国から集め、止め釘の鉄の成分まで当時のものを求めて復元したという。1999年大阪湾で帆走航海の実験を行っている。


 資料提供
磯  高材 「測る・知る・伝える 平城宮と文化財(平城宮跡資料館企画展)」
                      (国土地理院近畿地方測量部、奈良文化財研究所)
武内 正夫 OSAKA CITY MAP(大阪市、大阪観光コンベンション協会)
『ベイエリア NOW(10・11月号)』(大阪ベイエリア連携会)
1:25,000地形図コピー(巡檢地附近)


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