参加者 |
正木 久仁(大阪教育大学) 磯 高材(元大阪市公立学校長) 武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長) 奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校) 奥野 一生(清水谷高等学校) 冨田 健太郎(清風南海中・高等学校) |
「百瀬川巡検報告」 冨田 健太郎 | ||
3月と5月の2度に渡って、扇状地で有名な百瀬川扇状地へ生徒を連れて野外観察を行った。 野外観察の様子を写真に納めていたが、当日データを保存していたポータブルハードディスクが故障するというトラブルが発生し、せっかくの写真は見ることができなかった。 野外実習には2度とも中3から高3まで約40名ほどが参加した。 現地へはバスをチャーターした。交通費の節約とともに、目的地にバスを待たせておき、次の目的地に向かうことができるので、効率的に野外観察ができるように配慮した。 3月は雑草も少なく、雪も残る日であった。田んぼや畑には何もない殺風景な様子だったが、地形の様子などはよく分かった。とくに、百瀬川は雪解け水が豊富に流れており、水無川にはなっていなかった様子が堤防からもよく見えた。 また、扇央の水田地域では用水路から礫をさらっている様子もわかり、扇央に堆積している礫とその量を間近で観察できた。 また、水田には多数の礫が混じっていることも観察できた。 扇端では洗い場の様子だけでなく、百瀬川隧道のあたりでわき水らしきものが道路の側溝にあふれている様子もわかった。 天井川を観察するため、百瀬川隧道の上に行ったときは、生徒たちは実際の天井川にやや興奮?ぎみでもあったように思った。 百瀬川の改修工事によって、隣の生来川と合流する地点と廃川となった百瀬川の断面のところでは、実際に百瀬川の河床に行く生徒もいた。 5月31日の野外観察では、初夏ともあり、雑草が多く、3月で観察できたところができない場所もあった。 百瀬川は途中から水が涸れていた。堤防からは丈の伸びた草がやや邪魔であったが、水がないことはわかった。 また、百瀬川の廃川のところでは草が多く、河床にはいけなかった。しかし、川の水がないため、生来川との合流部の段差などは実際に登ってみるなどして、高さがよくわかった。 扇央の水田地域は田植えが終わったあとで、実際の土地利用がわかった。3月のころにたくさん水田にあった礫は沈んでしまったのか、水田の中では見当たらなかった。 2つの時期でそれぞれで観察のポイントが違って有意義であった。 |
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「日間賀島巡検報告」 武内 正夫 | ||
三河湾にある日間賀島(ひまかじま)を写真で紹介された。 日間賀島は知多半島先端師崎から高速艇で20分ほどでいける小さな島である。 たこが有名で港にはたこのモニュメントがある 日間賀島の資料館では昔のサメ漁から現在のたこ漁まで、さまざまな漁具や島の歴史が展示されている。 |
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資料提供 | |
磯 高材 | 「雨と風」気象庁 |
冨田 健太郎 | 「環濠集落跡の下之郷史跡公園 滋賀県守山市」2014.6.19 日経夕刊 |
「噴火マグマ 蓄積は急速」2014.6.15日経 | |
「中国 ロードサイド 勃興」2014.6.25日経 | |
「海流や潮で発電 急浮上」2014.6.22日経 | |