地理教育部会 2016年度 4月例会

日 時: 2016年4月9日(土) 

場 所: 大阪教育大学天王寺キャンパス 中央館 514教室

参加者
正木 久仁(大阪教育大学) 磯  高材(元大阪市公立学校長)  武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長)
奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)  奥野 一生(清水谷高等学校)
冨田 健太郎(清風南海中・高等学校) 浦崎裕太(清風南海中・高等学校)



 「東京方面巡検報告」 奧野一生 
掲示板にあるように、地理学会参加にともなう、東京方面巡検の報告です。

日本地理学会春季大会にあわせて、東京方面に行ってきました。>
3月20日(日)新大阪0603(始発の0600はかなり席が埋まるが、次発の0603は空席が目立つ)、続行運行で名古屋駅ホーム入線時に隣のホームから発車していくパターン。東京0826、中央特快で三鷹で青梅線直通快速乗り換え、青梅駅で奥多摩行きに、満員。しかし、多くは御嶽下車。奥多摩駅終点、ロッジ風トイレ、観光案内所、ビジターセンター、道の向かいには土産物屋、ちょっとした観光地?の雰囲気。「国際」と名がつく「マス釣り場」。かつてのダム建設用線路跡アーチ橋をくぐる。一番の目的は「曳鉄線」もちろんこの日は休みで停止。しかし、鉄橋上には、石灰石を積んだナベトロと空のナベトロが並んで停止。工場を抜けて奥多摩駅へ戻る。ゆっくり歩いて1時間半弱というところ。奥多摩駅から拝島駅、八高線乗車、米軍横田基地に沿って、一部、基地内通過、独特の雰囲気です。郊外住宅地、茶畑、駿河台大学を見て東飯能駅へ、タクシーで「あけぼの子供の森公園」へ連休中で大賑わい。タクシー運転手もびっくり。駐車場は勿論、満車。目的はそこから見える「東京の炭鉱」です。歩いて西武新宿線元加治駅へ。池袋行き各停乗車、小手指で飯能発横浜元町中華街行き快速急行乗り換え、渋谷で田園都市線に、桜新町下車、勿論、「サザエさん」駅前銅像、交番前銅像、公園銅像見学、渋谷経由赤羽へ、赤羽Pホテル泊、通常6800円のところ現金特価6500円、駅そばでやや広い。赤羽は交通の要所、中継点としての利用価値があるか。
3月21日(月)赤羽・池袋・高田馬場・早稲田、日本地理学会会場へ。早稲田・飯田橋・秋葉原・日暮里、京成線は上野から日暮里は乗客少なく、日暮里から成田行き特急に多数乗車、勿論、カートカバン客多い。高砂下車、金町線は高架上に、通路を挟むため、いったん出て、再度改札、柴又駅へ。実質、単線で柴又駅が複線、そこで列車すれ違い。いわば2列車使用の「ケーブルカー」スタイルの運行。駅の広告板は「白」が目立つ。寅さん像をみて、参道へ、駅前すぐの「新しい店」がにぎわう。通過客と一部の店に立ち寄る客、連休中なのにシャッター店も。矢切の渡し、寅さん記念館をみて戻る。寅さん記念館は開館直後も来たが、住宅地の中、途中の行き先案内板は極小でわかりにくい。中語観光客も。柴又・高砂・日暮里・秋葉原・お茶の水・三鷹・武蔵小金井下車、ちょうどコミュニティバスが来ていたので乗車100円、込み合う。たてもの園入り口下車。たてもの園へ。開館当初に来たが、勿論、建物は増加。しかし、せっかくの「街並み」再現までは到底及ばない。両側に看板建築が連続する、中央道路には都電が往来する下町通りの再現を期待したが・・・。「仮設」?飲食店が出現?お祭り会場気分? バスは公園西口から頻発。通常はこのルートがおすすめ。勿論、「たてもの園」もおすすめ。武蔵小金井・三鷹・四ッ谷・飯田橋・早稲田、懇親会へ。飲み物は入り口でワイン・ジュース・ウーロン茶。ビールはテーブルに乾杯用? 食べ物は「たまるもの?」中心、「いやはや、工夫がすごい!」早稲田・飯田橋・御茶ノ水・東京、連休最後で勿論東京駅は大賑わい。乗車狙いは新大阪行きで続行の3本目。勿論、2列窓側着席。
 「小浜巡検報告」 奥舍憲雄
湖西線周りで近江今津からバスで小浜へ
若狭国分寺 
若狭姫神社 若狭国一之宮は若狭彦神社を上社、若狭姫神社を下社の二社からなる。
明通寺    大同元年(806)坂上田村麻呂公が創建したと伝えられ、鎌倉時代建立の本堂と総高約22mの三重塔はいずれも国宝です。
神宮寺  毎年3月2日に行われる、奈良・東大寺二月堂への「お水送り」神事が有名な古刹です。二月堂のお水取り行法の水は若狭井(東大寺)の水が使われており、この水は神宮寺の閼伽井戸(あかいど)の水を3月2日に遠敷川(おにゅうかわ)の鵜之瀬へ流すこと(水送り)で 3月12日に到達するといわれている。

小浜市内の若狭フィッシャーマンズワーフ
いずみ町商店街 小浜から京都へ鯖を運んだ鯖街道の起点となる商店街。はやりシャッターが目立つ。
           鯖街道資料館がある。
はまかぜ通り商店街 
八幡神社
空印寺 八百比丘尼入定洞
常高寺 
小浜駅



 資料提供
磯 高材 日本の人口ミラミッド


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