過去の例会報告


地理教育部会 2005年度 2月例会

日 時: 2006年2月12日(土) 

場 所: 花さき

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)      橋本九二男(元大阪府立高等学校)
公文  弘(元追手門学院中・高等学校)   奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)
冨田 健治(清風南海中・高等学校)     奥野 一生(大阪府立盾津高等学校)
冨田健太郎(智辯学園和歌山中・高等学校)  奈良 芳信(清風南海中・高等学校)

2月例会報告
 「平成18年大学入試センター試験の検討─本試験、地理B・地理A─」 奈良 芳信・冨田健太郎 

 ◇資料 
   奈良 芳信:2006CT本試 地理 について B5判6頁
   冨田健太郎:2006年度センター試験 本試験 地理B B5判2頁
   冨田健太郎:2006年 センター本試験 地理 解説 B5判6頁 


◆概要
  1. 第1回共通一次(S54)以来踏襲されていた──大問5問(各20点)中の2問(第4問と第5問) がA・B共通問題──形式が変化した。
  2. 解答数は地理Bは35問(本試・追試ともに2005年・2004年・2003年・2002年・2001年は35問) で変わらず。地理Aは36問で、初めてA・B間で解答数が異なった(大問数も異なり、Aは5 問、Bは6問)。
  3. 地形図読図はA・Bともに1問のみだった。外国地形図は今年もなし(4年連続)。
  4. アジア関連の出題が多いのが近年の傾向だったが、今年はそれほどでもなかった。
  5. 図表・写真を使った問題は相変わらず多い。写真問題は点の稼ぎどころ。
  6. 地図でおさえる、地図帳に親しむ、という学習が必要。
  7. 地理B(A)履修・受験者は、地理A(B)の過去問に目を通しておくことが必要。
 ※各小問の解説は、HPに掲載されてますので、HPをご覧下さい

 毎年、本試冊子(地歴、公民)は大阪教育大学地理学教室のご厚意で提供されています。
 今年は、昭和54年の第1回共通一次試験開始から初めて、追試冊子の確保が出来ませんでした。
 どういう理由か不明ですが、神戸大学入試課から下記メール(01.26附)が届きました。
   ↓
<昨日お電話で依頼のありました平成18年度大学入試センター試験追試験問題ですが,大学入試セ ンターに問い合わせたところ,「試験問題の残部はすべて返却し,実施大学=神戸大学にも残さない でおくこと(外部にも一切配付しない:受験者を除く)」とのことでした。従いまして,奈良様にお渡しすることは出来ませんので,何卒よろしくお願い申し上げます。>
 ということで、例會でも初めて、追試験の検討が出来ませんでした。
 資料提供
磯  高材 海溝型巨大地震・津波対応海底ネットワークシステム構築に向けた世界最先端技術開発について
──文部科学省──(サイスモより)
冨田健太郎 東京都区内における夏期ヒートアイランドの時空間変動(東京都環境科学研究所年報2004)
奈良 芳信 2006年CT解説 本試験 現代社会 B5判3頁
2006年CT解説 本試験 政治・経済 B5判3頁


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