地理教育部会 2006年度 9月例会

日 時: 2006年9月9日(土) 

場 所: 大阪教育大学附属天王寺中学校・高等学校 2F視聴覚教室

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)      奧舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)
奥野 一生(大阪府立大和川高等学校)    吉水 裕也(岐阜聖徳学園大学)
桑名 智寛(大阪教育大学附属天王寺中学校) 冨田健太郎(清風南海中・高等学校)
奈良 芳信(清風南海中・高等学校)


 「夏休みを中心とした時期の個人・団体巡検報告」  

・2006壹對巡檢 
  • 地理教育部会恒例の夏季巡檢。今年は、對馬島と壹岐島が主巡檢地。追加巡檢として志賀島・福岡市内・太宰府。参加者=磯・奧舍・中川・奈良・岡森・冨田jrの6名。日程は8月4日から9日or10日とほぼ一週間。天候に恵まれ、ジャンボタクシーの借切利用で、当初の豫定以上に順調に日程を消化できた。船に乗る機会が多かったが、海はベタ凪状態で最高の条件であった。フォトアルバムの壹對巡檢1・2に266枚の写真がアップされており、それをスクリーン投影する形式で説明がなされた。
    韓国展望台から釜山市の光は確認できなかったが、釜山港外側燈台の点滅光は確認できた。夏場としてはよく見えた、といったところ。詳細はフォトアルバムにあり。

・伏見十石舟 
  • 奈良氏の個人巡檢報告。8月13日に、京都伏見十石舟の体験をした報告。京阪電車中書
    島が最寄駅。月桂冠大倉記念館裏で乗船し、宇治川派川〜濠川〜三栖閘門往復の經路。コースに三栖閘門資料館見学が含まれていて、お土産附きで1,000円/人、12月3日まで運航。7・8月は夜間ライトアップもされている。寺田屋なども見学可能で、手軽な巡檢地として紹介された。

・山中越巡檢 
  • 9月4日に旧北陸本線の廃線跡を訪ねた。参加者=奈良・射手矢・冨田jrの3名。現北
    陸トンネル開通以前の敦賀−今庄間は、スイッチバックを多用する難所であった。十数年前に奈良氏が訪れた時は、旧線跡の道路・隧道は未舗装・無灯火であったが、それらは整備されていて、狭いながらも快適な自動車道となっていた。隧道の舗装や電灯の整備は北海道豊浜隧道事故の後に整備されたらしい。気比の松原・敦賀祭の祭礼で大賑わいの気比神宮を訪問し帰阪した。時間の關係で、柳ヶ瀬隧道関連の旧線巡檢は後日ということになった。

  •  ※2006壹對巡檢は フォトアルバム に、伏見十石舟と山中越巡檢の一部は medaka album にあります。
      全てHPからたどれます。

 資料提供
磯  高材 「災害情報」どう生かす(2006.08.12朝日新聞朝刊)
“J-ALert(ジェイ・アラート)全国瞬時警報システム”の説明
災害と地理教育(2006.08.31毎日新聞夕刊)
奥野一生 対馬に関する記事(2006.08.11・12毎日新聞)
吉水裕也 歴史的建造物ガイドマップ(小樽市指定歴史的建造物一覧、小樽市)


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