地理教育部会 2011年度 4月例会

日 時: 2011年4月9日(土) 

場 所: 大阪教育大学天王寺キャンパス 中央館 5階 514教室

参加者
磯  高材(元大阪市公立学校長)         奥舍 憲雄(金蘭千里中・高等学校)
武内 正夫(元大阪府公立・私立高等学校長)  奈良 芳信(金蘭千里中・高等学校)
岡森  啓(清風南海中・高等学校)        奥野 一生(大阪府教育センター附属高等学校)
冨田健太郎(清風南海中・高等学校)      



 「東北地方の過去巡検を振り返る」   奈良 芳信

2004年、2006年の個人巡検写真と2007年の陸中巡検の写真を見ながら、今回の東日本大震災の被災地となった地域を振り返った。
 田老の堤防、釜石の防波堤、気仙沼の市街地、野蒜、松島、陸前高田市の防潮林(一部グラウンドにかわっていた)、仙台空港、など訪れた地点がことごとく被災していることに改めて今回の地震・津波の威力がすさまじかったことがわかった。
 また、先人の教えを守って内陸に集落を移していた宮古市姉吉地区では津波の被害がなかったことも紹介された。
 「個人巡検報告」   奈良 芳信・奥舍 憲雄・奥野 一生
奈良氏は3月末に鹿児島へ行った。
市内から枕崎、桜島への巡検であった。

奥舍氏は鳴門・阿波大谷への巡検。阿波大谷では陶芸の特に甕や睡蓮鉢など大物陶器(水琴窟にも使われる)に定評があり、民芸調の雑器も豊富であったことが紹介された。

奧野氏は平戸・ハウステンボスと広島県御手洗の巡検報告をされた。観光マップが見所を紹介し、約2時間もあれば見学できる。



 資料提供
奈良 芳信 『月間島民 中之島 32号』(月間島民プレス、2011.03.01)
『月間島民 中之島 33号』(月間島民プレス、2011.04.01)
奥野 一生 平戸観光マップ
江戸時代の港町 見たらいい町、御手洗マップ
冨田 健太郎 『地図で読む地政学3「ASEAN」』(2010.11.18日経夕刊)
『地図で読む地政学5「アジア」』(2011.1.6日経夕刊)
『地図で読む地政学8「沖縄」』(2011.3.10日経夕刊)
『「東海・東南海・南海」地震 日向灘連動ならM9も』(2011.4.8日経)
『NZ地震 未知の断層 街襲う』(2011.3.6日経)
科学オリンピック地理日本選手権20011兼第9回国際地理オリンピック選抜大会 二次試験問題


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