ちり☆ちり 過去文101-200
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「ちり☆ちり」に掲載されたものをほとんどすべて残してあります。過去のものなので、リンクが切れたものがあっても、ご容赦ください。
101. 2003年08月18日 23時47分11秒 投稿:なら 
 [http://www.mainichi.co.jp/eye/iwami/okachi/2001/nikkou01/01.html]
お徒歩ニッポン再発見・日光街道編1
野岩巡検のメモと一致します。
巡検前に発見していれば……

102. 2003年08月19日 20時26分57秒 投稿:なら
 [http://www.sankei.co.jp/news/030819/0819sha092.htm]
大阪府庁のネットにも障害

あれだけ騒がれていたのに能天気な!
府庁にはIT推進課なる部署(実力は?)があるが、個別の学校現場にはそんなものはない。
Windous Update をきちんと実施し、Virus対策ソフトをまめに更新するような学校現場が大多数存在するなんて信じられないし、個別の学校は教職員のボランティアで運用されてるんだし、大阪府下のみならず、被害はこれからも拡大しそうですね。

小生は、たまたま息子に叱られて、7月中旬に初めて Windows Update を実施したもので、偉そうなことはいえませんが、網社会の脆弱性を垣間見た気がします。

104. 2003年08月20日 00時57分10秒 投稿:なら 
 [http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030819it04.htm]
ゴミ発電所の爆発事故
17時代辺の讀賣Webでは、吹き飛んだ屋根の写真が出ていたんだが、なくなってしまった。

ゴミ発電は授業の種でもあるので、どこかで纏めておいた方がよさそう。どなたかやってくれませんか?

105. 2003年08月20日 01時02分28秒 投稿:なら 
 [http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/index.htm]
#104の補足記事

106. 2003年08月20日 21時19分39秒 投稿:なら 
 [http://www.asahi.com/national/update/0820/021.html]
出生者数が過去最低に、人口は1億2668万人 asahi.com:社会 (08/20 19:44)
そのうち消えるでしょうから、表だけコピーしときます。これは反則?

◆住民基本台帳による都道府県人口(03年3月31日時点、▲は減少)

       人口(人)     増減数(人) 増減率(%)
 北海道 5,662,856  ▲4,168  ▲0.07
 青森  1,487,451  ▲5,218  ▲0.35
 岩手  1,411,176  ▲5,245  ▲0.37
 宮城  2,350,132   1,667   0.07
 秋田  1,182,025  ▲7,982  ▲0.67
 山形  1,232,578  ▲4,400  ▲0.36
 福島  2,122,613  ▲5,696  ▲0.27
 茨城  2,993,746  ▲1,638  ▲0.05
 栃木  2,005,467   1,066   0.05
 群馬  2,022,666   1,428   0.07
 埼玉  6,954,276  27,762   0.40
 千葉  5,978,287  27,703   0.47
 東京 11,996,460  90,748   0.76
 神奈川 8,546,857  62,113   0.73
 新潟  2,463,740  ▲6,901  ▲0.28
 富山  1,120,843  ▲1,716  ▲0.15
 石川  1,176,100  ▲  338  ▲0.03
 福井    826,400  ▲  943  ▲0.11
 山梨    884,170  ▲1,026  ▲0.12
 長野  2,202,733  ▲  467  ▲0.02
 岐阜  2,109,185     172   0.01
 静岡  3,769,776   3,017   0.08
 愛知  6,998,027  33,244   0.48
 三重  1,858,114  ▲    6  ▲0.00
 滋賀  1,348,241   6,836   0.51
 京都  2,563,773     429   0.02
 大阪  8,643,677   7,460   0.09
 兵庫  5,561,222  10,803   0.19
 奈良  1,441,971  ▲3,537  ▲0.24
 和歌山 1,079,055  ▲4,336  ▲0.40
 鳥取    615,812  ▲  830  ▲0.13
 島根    756,770  ▲2,533  ▲0.33
 岡山  1,957,313      85   0.00
 広島  2,870,542   1,531   0.05
 山口  1,517,954  ▲4,742  ▲0.31
 徳島    827,086  ▲2,099  ▲0.25
 香川  1,031,185  ▲  285  ▲0.03
 愛媛  1,502,496  ▲2,551  ▲0.17
 高知    813,237  ▲2,817  ▲0.35
 福岡  5,001,592  11,098   0.22
 佐賀    878,797  ▲1,868  ▲0.21
 長崎  1,516,920  ▲5,220  ▲0.34
 熊本  1,866,553  ▲2,522  ▲0.13
 大分  1,229,659  ▲1,874  ▲0.15
 宮崎  1,179,983  ▲2,079  ▲0.18
 鹿児島 1,775,636  ▲4,521  ▲0.25
 沖縄  1,353,212  10,088   0.75
 計 126,688,364 209,692   0.17

107. 2003年08月20日 21時43分51秒 投稿:なら 
ミニ巡検は如何でしょうか?
日程は、九月例会(13日)終了後出発、東京連泊(13・14日)。15日帰阪。
主要見学地は↓2箇所。
1 北朝鮮工作船
参考http://www.funenokagakukan.or.jp/moms/topics/kousakusen.html
2 国立歴史民俗博物館の研究集会:歴史が伝える災害像/科学が開く防災力
参考http://www.rekihaku.ac.jp/kikaku/index75/index.html#kenkyu
どなたか一緒にいきませんか?

108. 2003年08月26日 00時49分33秒 投稿:とみた 
ミニ巡検は興味がありますが、ちょうど予定が入っており、連休はむりですね。
スミマセン。

109. 2003年09月01日 11時46分39秒 投稿:よしみず@ぎふ 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 30日から1泊で福岡教育大学へ行って来ました。日本地理教育学会へ参加するためです。大阪教育大学の水野先生ともお会いしました。
 やっぱり学会は,自分も発表しなくちゃダメだなということを感じました。31日午前中,わずかな時間しかなかったので,行ったことがなかったキャナルシティーへ行ってみました。1996年のオープンから一度も行ったことがなかったので。鐘紡工場跡の転換型複合開発の事例としては有名ですからね。

110. 2003年09月01日 20時32分39秒 投稿:なら
   [http://www.sankei.co.jp/news/030831/0831sha036.htm]
「北工作船」公開 予想超える反響で2カ月展示延長、だそうです。
#107は取り消し。工作船を見に行く方いませんか?

111. 2003年09月02日 21時20分36秒 投稿:よしみず@なごや
   [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 9月8日に東京出張なので,もしかすると時間があれば工作船見に行きたいと思っています。でも会議が何時に終わるかわからないのでわかりませんが。

112. 2003年09月03日 18時34分00秒 投稿:なら 
 [http://www.bunshun.co.jp/newbunko.html]
高尾慶子さんの『イギリス人はおかしい』4冊目が発売されました。
著者は昨年12月例会で紹介(お薦め30)した人です。
なかなか辛辣です。とても面白いです。是非ご一読を!
地理の授業でも使える種が沢山埋まってます。

113. 2003年09月04日 12時23分47秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生 それって『わたしのイギリスあなたのニッポン』のことですか?まだ読んでませんが,前作3冊は本当に目から鱗という感じでしたから,来週あたりにでも読んでみます。

114. 2003年09月04日 21時36分14秒 投稿:なら 
 [http://www.bunshun.co.jp/newbunko.html]
>奈良先生 それって『わたしのイギリスあなたのニッポン』のことですか?
その通りです。

115. 2003年09月04日 22時10分12秒 投稿:なら 
日本經濟新聞夕刊[大阪]3版16面に↓の見出し。 中国人の犯罪42%増、来日外国人摘発の4割、上期7449件、警察庁「治安悪化の一因」。
朝日・毎日は知りませんが、朝毎と同様の傾向の記事が多かった日経に↑の見出しとは!!
世の中随分と変わった、との印象です。
今年上半期の国籍別摘発件数は、中国人40.1%、トルコ人14.5%、ブラジル人10.4%、韓国人6.6%。近畿地方は十年前と比較して2.1倍の増加だそうです。
「国際化」推進の一側面と、小生は判断します。
治安の悪化が見過ごしに出来ない段階に入ってきました。朝毎はいつになったら取りあげるのでしょうか? 楽しみです

116. 2003年09月04日 23時06分40秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 名古屋に来て半年たちますが,すでに空き巣に入られそうになりました。お巡りさんは,はっきりとは言いませんが,犯人は3人組で,そのうち日本人は一人であること,あとの2人は外見上日本人と区別の付きにくい外国人であることをあげていました。
 うちには大して財産はありませんが,貸金庫を契約し(知りませんでしたが,案外安いのですよ。1年間で16000円ですから,どうぞ契約なさってください),金目のものは預けました。それとガラスに防犯シールを貼りまくり,すべて二重鍵にしました。
 私は,中学校の公民の授業でも,刑事犯の検挙率の低下を授業で話して,どうぞみなさん気をつけてくださいと言っていましたよ。
 ちなみに,空き巣はガラスだけを割って,何もとられずにすみました。

117. 2003年09月04日 23時16分40秒 投稿:なら 
吉水先生>
さしたる被害が無くて幸いでした。
数年前、小生宅にも泥棒が入りました。
情けないかな! 気づいたのがどうも泥棒に入られた日ではなかったようです。
被害はよく分かりません。お巡りさんがあきれていました。
小生宅の住宅地は相当以前から泥棒に狙われている且つ入られるのでその筋では有名でした。が、入られる家はさすがに財産のある処だったのです。それで安心していたのですが、我家も入られてしまいました。国際化の進展で、泥棒さんの質がガタ落ちです。用心するに越したことはない世の中であることを実感してます。

118. 2003年09月06日 20時25分41秒 投稿:福本 紘 
最近話題のことでカキコしますが、このようなツールがあります。
いろんなメーカーから出ていますが、差し当たり小生宅が購入したのは
下記のものです。
DELCATEC ガラスガード (超薄型)
http://jmall.joshin.jp/servlet/emall.odr_wp?SHP=7&PGN=0&LVC=10&LVT=0&CRY=577&IID=4975503300475
119. 2003年09月06日 21時36分18秒 投稿:福本 紘 
> 116. 2003年09月04日 23時06分40秒 投稿:よしみず@なごや 
> 貸金庫を契約し(知りませんでしたが,案外安いのですよ。1年間で16000円ですから,
> どうぞ契約なさってください),金目のものは預けました。

全く同感です。というのは防犯もそうですが、火災の対策にもなります。
数年前拙宅(母屋)が隣家の火事で類焼によって全焼しました。
http://www.tcct.zaq.ne.jp/fuku/kaji/kaji.htm
幸い重要書類はなんとか被災せずに済みました。もし焼けていたら
いろんな証書の復元やその手続きなどで余計に手間がかかるであろうことが分かりました。

実印、印鑑証明カード、火災(及びその他の)保険証書、預金通帳(印鑑)、
登記簿写し(いわゆる権利書)もしくは賃貸契約書、・・・・、などなど、
日常使わなくてそれで居て重要な書類類です。
# けどなぜか大学の卒業証書ってあんまり使いませんね。
# 卒業証明書で代行できますからね。

それから、バックアップとして、
重要書類はスキャンして画像ファイル化し、
さらにアーカイブファイル化(このときにパスワードを掛ける)し、
サーバーのフォルダ(ここにも別のパスワードを掛ける→BASIC認証)にアップしておくのも
一つの方法でしょうね。

120. 2003年09月06日 21時39分58秒 投稿:福本 紘 
連続で済みません。地理の話に戻します。

こんな話をする予定です。
『月の沙漠』の生活環境論的考察 http://www.opas.gr.jp/bunjyo/iven/baikacollege.htm

それから最近した仕事
(社)私立大学情報教育協会
http://www.shijokyo.or.jp/LINK/news/tanki/tandai2003.pdf
# 地理じゃないけど・・・。

これからの予定
日本地理学会岡山大会2003
10 月12 日(日)午前,第4 会場 シンポジウムT「中国地方の地形の諸問題」
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ajg/news/announcement_ajg/symposium2003aut.pdf
11日夕方に岡山入りします。駅西口の「養老の滝」にごく近いホテルです。
地理学評論に出ていないバス情報はこちらで(時刻表があります)。
http://www.okayama-kido.co.jp/bus/

検索してたら小生の名前がありました。
北海道植物関連文献目録
http://member.nifty.ne.jp/Hosokawa/index.html

121. 2003年09月06日 21時42分37秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生 福本先生
 ありがとうございます。我が家もやっていますよ。
ガラスの割れる音に反応する防犯グッズとしてhttp://www.kng.co.jp/item/0400/0435.htmlというものを購入しました。
 しかし,それよりも窓の鍵付近と上部に二重鍵をつけて,さらにどちらの付近も防犯ガラスシートをつけるといいと思います。それから玄関のドアにも,警報装置を取り付けました。
 でも一番高価があるのは,某オークションで売っている防犯会社のステッカーかも知れません。

 まあ,今は貸金庫で本当に金目のものはありませんが,寺田町の金券ショップの人に聞くと(3回空き巣にやられたそうですが),とるものがないと,それこそ異常行動に出て,消火器をまき散らすとか,火をつけるとか,防犯カメラまで盗難にあったということもあるそうです。泥棒も,ホントに困ってるんですね。やっぱり不景気はダメです。
 皆様お気を付け下さい。
 我が家は,空き巣被害のことはすでに忘れかけていて,今日は生け垣に出来たスズメバチの巣を退治したことで盛り上がりました。

 話は変わりますが,秋の全国社会科教育学会は,「地理教育における文化衝突による社会変容と社会問題の認識とそのとりあげ方」というてーまで発表します。
 これだけ外国人との交流が進んでいるのだから,文化衝突を回避しようという考えではなく,衝突が起こってからの対処法を考えることが大切だというスタンスで発表します。
 授業の提案としては,
1.台湾のコンビニは台湾の食文化を破壊しているか
2.文化衝突の実験場となったIWC
3.コソボへのNATO空爆は正しい介入だったのか
4.社会資本としての地名 新潟県十日町市の地名表記 適切な合意形成システムの構築に向けて

 という流れで授業を構成してみようと思っています。学会は10月24日から25日,鳴門教育大学です。

122. 2003年09月09日 08時24分33秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 昨日,船の科学館で展示されている,北朝鮮の工作船を見てきました。東京での会議が,4時に終わったため,虎ノ門から地下鉄とゆりかもめを乗り継いで,4時半ぎりぎりに到着。終了時間が4時半ということになっていましたが,実際は第2展示場(羊帝丸内)が4時40分が最終受付,第1展示場(工作船本体)が4時50分までということで,ぎりぎりで見ることが出来ました。工作船本体にあった銃弾痕など,生々しかったです。それから武器弾薬はすごかったですけど,偽装用品,日本製の無線機など,またGPS関連など,こんなちゃちなもので,という感じでした。
 閉館直前だったためか,平日だからか,すいていました。とりあえずご報告。

123. 2003年09月11日 19時22分23秒 投稿:なら 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030911-00000009-inet-sci]
↑ Microsoft、NT 系 OS に最大深刻度の脆弱性
↓ ウイルス対策ベンダ各社がAGOBOTワームに対する警報を発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030911-00000003-vgb-sci

Windows Update を頻繁にする必要がありますね。
それにしても手間なことです。

学校教育用PCに、トロンを導入していたら多分こんなことにはならなかったんじゃないでしょうか? トロンは国産OSですし、なにせただだったのに。家電や携帯電話などはトロンで動いているそうですね。小生にはチンプンカンプンの世界ですが……

124. 2003年09月12日 07時08分58秒 投稿:とみた 
 [http://www.asahi.com/national/update/0910/026.html]
昨日の朝日の一面記事ですが
国内最大級のサヌカイトの採掘抗群が香芝市で発見されました。
記事中にある「ドーナツ型」の校舎を建設している私立学校とは我が校の奈良カレッジです。来年4月開校の小中高12年間一貫教育の学校です。結構、説明会も開いて盛況のようですが、これから先、どうなるのか気になるところです。
13日(土)に現地説明会が開催されます。

ウインドウズのアップデートはこの前のMSブラストを教訓に早めにするようにしています。
私の近辺でも多くの人が被害に遭いましたから。
私はW98とMEなもんで被害はなかったんですが。古いというのはこういう時しか恩恵がないような気がする。

125. 2003年09月13日 23時17分42秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 附属天王寺中学校のスライド映写機の件で,ご迷惑をお掛けしました。私の時から,ほったらかしになっておりました。スミマセン。

126. 2003年09月14日 14時05分28秒 投稿:なら 
 [http://www.asahi.com/national/update/0914/008.html
74.1Mの暴風で警察も出動できず 台風直撃の宮古島
授業ネタとしてコピーしておくと良いと思います。
74.1m/sの最大瞬間風速は歴代7位なんですね。

サンダーハルク気象台の「日本・世界の気象データ」は使えます。
ブックマークの価値大です。
#91の時は、知りませんでした。
理科年表の最大瞬間風速のbest10は地点のbest10なので要注意です。

サンダーハルク気象台は気象庁職員も含んだサイトなので、信頼性も充分でしょう。


127. 2003年09月15日 15時29分37秒 投稿:おかもり 
吉水先生
吉水先生のHPの大垣城付近の水屋は、大垣城隣の裁判所から撮ったのではないですか?2001年の清風南海高校の入試問題にも、よく似た写真ありますが。
岡森

128. 2003年09月15日 20時43分14秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
岡森先生
 そのとおりです。清風南海の入試問題にも出ていたんですね。この写真は,すぐ近くにある大垣市立興文小学校を訪ねた時に撮ったものです。今学生が教育実習でお世話になっています。来週は授業参観に行きますので,また写真が撮れるかと思っています。
 私の大学の周辺にも結構水屋が残っています。大学周辺の方がこの写真よりも石垣が高いです。


129. 2003年09月17日 18時54分07秒 投稿:なら 
 [http://www.sankei.co.jp/news/030917/0917sha104.htm]
熊野灘で伊勢エビ初水揚げ 和歌山
伊勢エビは、海が荒れると波の音に驚き、海底の巣穴から出て網に掛かりやすい、そうです。
伊勢湾で獲れたロブスターが伊勢海老、伊勢湾以外で獲れたロブスターは伊勢海老ではない、というのが小生の見解ですが……
小生の母方は伊勢湾の漁師ですが、正月のお鏡さんの上には伊勢海老をまつります。

130. 2003年09月18日 11時35分07秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生
 私の見解はこうです。イセエビは生物学的な名称なので,イセエビ科のエビをさす。これはどこでとれようがイセエビ。伊勢海老や伊勢蝦は奈良先生のおっしゃるように伊勢湾でとれたもの。だって鎌倉蝦はどうなるの?ということになりますから。
 ロブスターは,私の感覚ではでっかいハサミがあるので,イセエビとは言えないと思っていたら,イセエビ類を指すこともあるそうです。イセエビってハサミありませんよね。
 伊勢エビっていう表現が私にとっては曖昧で気に入りません。
131. 2003年09月18日 16時13分20秒 投稿:なら 
伊勢海老にはハサミはないですね。ハサミのあるのはザリガニ。海に居るからウミザリガニ。
日本語と非日本語では、概念が違うから一対一対応しないのが当たり前、ということに気づきました。
記憶が定かではありませんが、蝦は泳ぐエビ、海老は歩くエビ、だったような気がします。
伊勢湾以外のはイセエビで、伊勢湾のが伊勢海老、という吉水説に讚成します。

132. 2003年09月18日 18時16分39秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
こんばんわ
 高尾慶子さんの『わたしのイギリス,あなたのニッポン』(文春文庫)読みました。
日本人はイギリス人よりアベレージではかなり上をいっているのに,政治家はどうしてあんなにダメなのだ。
 イギリス人に,ビジネスマンがゴミを片手に新幹線から降りてきて自分でホームのゴミ箱へ捨てるところを見せたらびっくり仰天するだろう,などおもしろい点が満載。一読の価値ありますね。

133. 2003年09月18日 18時38分36秒 投稿:なら 
 [http://www.sankei.co.jp/news/030918/0918sha086.htm]
↑の内容は↓
気象庁が梅雨明け時期大幅修正 東北南部は「特定せず」
 気象庁は18日、東北地方南部について梅雨明けを特定できないと修正するなど、今年の各地の梅雨入り、梅雨明け時期の再検討結果を発表した。
 同庁は当初、東北南部の梅雨明けを8月2日ごろと発表していたが、ぐずついた天気が続き、東北北部と同じ「特定せず」に修正。
 このほか、7月26日ごろとしていた近畿の梅雨明けを6日遅い8月1日ごろと修正。
 同じく7月26日ごろとしていた東海、中国、四国、九州北部はそれぞれ5日遅い7月31日ごろとした。
 7月27日ごろとしていた北陸は5日遅い8月1日ごろとした。
 関東甲信、九州南部、奄美は当初発表と同じ。沖縄は1日早めて6月20日ごろとした。

#43・#51で指摘した内容に訂正しましたね。

134. 2003年09月18日 18時43分40秒 投稿:なら 
 [http://www.bunshun.co.jp/newbunko.html]
#112 吉水先生、讃同ありがとう。

136. 2003年09月20日 21時21分40秒 投稿:なら 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030920-00000024-kyodo-soci]
北ア剣岳の表記は「剱岳」 地元の要請受け国土地理院

 国土地理院は、北アルプス剣岳(2、998メートル)と近くの前剣、剣御前の3山に使われる「剣」の表記について、地元の富山県上市町と立山町の要請を受けて、同院の2004年発行予定の地図(縮尺2万5000分の1)から、「剱」の文字を使うことを決めた。
 同院北陸地方測量部(富山市)によると、陸地測量部(同院の前身)が1913年に地図を発行した際は「剱」と表記。その後「剣」などと変更され、上市町と立山町のパンフレットなどの刊行物や、出版社の地図で表記が混在してきた。
 「どれが本来の表記なのか」という町民の疑問の声を受け、上市町が調査。13年発行の地図に依拠し、89年の議会で「剱」に統一を図った。(共同通信)
[9月20日6時33分更新]

「つるぎ、ケン」は、1)剣、2)劍、3)劔、4)劒、5)剱、6)釼、の6文字がJIS第1・第2水準にあります。常用漢字は 1) ですね。
4)劒→2)劍→1)剣、の変化らしい。つまり、4)=2)=1)。
3)・5)・6)は 俗字 と大修館の『新版 漢語林』にはあります(p.142)。
「本来の表記」の「本来」の意味は人それぞれの部分があるでしょうが、活字体を筆記体に無理矢理に変えてしまった敗戦後の国語改革の無定見さの一つのあらわれだとおもいます。
それにしても、飛騨の「騨」はなんとかなりませんかね。旁は「單」なんですがね。
「單」を当用漢字体で筆記体の「単」にしたからといって、「馬」偏のついた文字の旁部分まで変えた文字を創作するのは行き過ぎ。個人が勝手に略字をつかってるのはかまいませんが、刷物にまで、ましてや……。
文字づかいに関しては、新聞に代表されるマスコミの表記、教科書のまぜがき表記、学校を含む官公庁の文字表記の醜さは、文化破壊以外の何者でもないですね。
以上ボヤキでした。

137. 2003年09月20日 21時38分28秒 投稿:なら 
 [http://www.asahi.com/national/update/0914/008.html]
#126 74.1mの暴風で警察も出動できず 台風直撃の宮古島 に関連して、
いま発売中の週刊新潮(9月25日号)に、時速270kmの爪痕と題した写真が載ってます。
小生の興味をひいたのが、風力発電の風車が壊れた写真。
74.1m/secなんて最大瞬間風速が、大阪のような大都市で吹き荒れることはまずないと思いますが、今流行りの屋上緑化などで、屋上に樹木が植えられたり、プランターなどが置かれたり、地上を歩いていると、いつ何時何が降ってくるかわからなくなってますよね。鉄骨や自動車が降ってきて死んだ人もいますし……
可能な限り、安全な暮らしに近づける観点からは、屋上緑化などは害の方が多いんじゃないでしょうか? 目障りな電柱から取っ払ってほしい。 

138. 2003年09月25日 20時41分11秒 投稿:なら 
別冊SAPIO心の旅『まるごと一冊 台湾を行く』小学館 \390(税込)
今日、香里園の本屋で発見。
教材になります。購入されることをお薦めします。
掲載されている写真・地図が貴重です。
台湾(臺灣)原住民11部族を知ってますか? 知らない方はpp.88-89をご覧あれ!
p.10の台湾全図は気に入りませんが……

139. 2003年09月28日 10時07分29秒 投稿:とみた 

>65 66 の寒極について帝国書院編集部石黒智泰さんから詳しい資料の提供がありました。

 P107「A世界の気温と降水量」において、最低気温として1933年、-71.2℃としてオイミャコンが掲載されているのに対し、二宮書店の地図帳では同様に1967年、-71.0℃としてオイミャコンが掲載されていることにつきまして。
 私どもの地図帳で掲載しておりますものは1933年2月の記録で、この気温の出典ですが、NHKの資料となっております。(投稿者注「北極圏」NHK)
 オイミャコンの最低気温につきましては諸説ございまして、1967年1月17日としているものもあり、この日も同じく-71.2℃を記録しており、この年の数値が取り上げられていることもあります。これはこの年の7月6日に気温30℃を記録し、オイミャコンでの年較差が102℃が記録されたことによるためかと存じます。その他、-67.7℃としているものなどもございますが、私どもでは実際に現地に取材に行きましたHNK調査の記録を掲載している次第でございます。それによりますと、現地には最低気温の記念碑もあるということです。同封の資料をご参照いただけたらと存じます。
 次に「寒極」の意味でございますが、南・北両半球気温の最も低い地点のことを示しております。「気温の低い地点」を観測史上最低気温を記録して地点と言い換えても差し支えないと存じます。北半球ではオイミャコン、南半球では南極のヴォストーク基地とされています。

以上
同封されていたNHKの資料は次回の10月の例会に持参します。

140. 2003年10月01日 16時10分14秒 投稿:よしみず@ぎふ 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 急に10月10日に出張で大阪教育大学へ行くことになりました。もったいないので大阪に一泊して,11日の例会に出ようかと思っております。そこで急なお願いなのですが,少し時間をとらせてもらって発表をさせていただけませんでしょうか。
 内容は,高校地理Aの文化地理学習についてなのですが,もし可能ならすぐにタイトルを確定します。どなたか権限がおありの方,レスをお待ちしております。

141. 2003年10月01日 20時36分37秒 投稿:なら 
#140> 吉水先生、よろしくお願いします。
橋本先生に戴いた五千円、九月例会時には失念していまして、まだあります。
懇親会のビール代にせよ、とのお達しを十月例会で実行します。
是非、懇親会の方へもご参加下さい。

142. 2003年10月01日 21時22分52秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生 ありがとうございます。古川先生にも電話で了解を得ました。
 10月例会は決まった発表者がいなかったとのこと。小生のようなものですみませんが,ご指導いただければと思っております。テーマは,「地理教育における文化衝突による社会変容と社会問題の認識とそのとりあげ方」としておきたいと思います。
 具体的な授業の提案ですので,批判的にご意見をいただけると幸いです。
 では楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

143. 2003年10月05日 18時11分50秒 投稿:なら 
 [http://www.goma-shobo.co.jp/tachiyomi04.html]
小松正之2003『クジラ その歴史と科学』ごま書房 \1,200、を紹介します。
簡潔(compact)で、読みやすく、面白い。
「世界には83種類にものぼるクジラ目という分類に属するクジラ類がいる」(p.16)
って知ってました?
水産業や異文化衝突、食文化、環境問題などの教材になります。

144. 2003年10月05日 21時46分40秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 小松正之さんって元官僚ですよね。この人の本は何冊か読んでいます。確か岩波新書の『国際マグロ裁判』もこの人でしたよね。
 さまざまな交渉の場にいた人ですから,なかなか鋭いですよね。
 本当は,例えばIWCなどで,日本にしても,捕鯨反対国にしてもそうですが,なぜ数の論理にしか訴えられないのかという点です。日本は漁業担当者,欧米の反捕鯨国は環境問題担当者という構図はわかるのですが,なぜ歩み寄れないのかが不思議です。

45.1 2003年10月05日 23時52分24秒 投稿:なら 
>小松正之さんって元官僚ですよね。
現役の水産庁の役人です。

>確か岩波新書の『国際マグロ裁判』もこの人でしたよね。
>さまざまな交渉の場にいた人ですから,なかなか鋭いですよね。
岩波新書は、遠藤 久さんとの共著。

>本当は,例えばIWCなどで,日本にしても,捕鯨反対国にしてもそうですが,なぜ数の
>論理にしか訴えられないのかという点です。日本は漁業担当者,欧米の反捕鯨国は環境問
>題担当者という構図はわかるのですが,なぜ歩み寄れないのかが不思議です。
吉水先生の疑問は、ある程度は第六章で解決されるかとおもいます。
理屈が通らないのが世間ですからね。
“歩み寄り”という発想が、クジラに関して成り立つか否かは別問題のような気もします。舌足らずですが、とりあえず……

146. 2003年10月06日 20時52分13秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生 小松さんの本,明後日買いに行きます。明日は車なので。

147. 2003年10月08日 21時24分15秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生
 小松さんの新刊買いました。岩波新書と内容的にはほぼ同じでした。1200円という値段は,最初のカラーページの分ですね。教材にはなりそうですが。
 文化を政治の問題にすり替えると,訳のわからないことになるという,いい見本だと思っています。まさに文化衝突の実験場みたいなもんですね。

148. 2003年10月08日 22時25分49秒 投稿:なら 
#147 吉水先生。
「文化衝突の実験場」とは上手い表現だと思います。
政治の場は、二重基準どころではなく、多重基準の横行ですからね。
“冷静に話し合いましょう”なんてのは、寝言の世界ですもんね。
縮甸が軍事政権なら、新嘉坡・中華人民共和国も似たようなもの。
北朝鮮にしろ、中国にしろ、軍は国軍じゃないものね。
『クジラ その歴史と科学』では、最初の色刷り部分、特に、鯨の大きさを示した絵を、小生は気に入っております。


149. 2003年10月08日 22時34分39秒 投稿:なら 
 [http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/books/report2003/index.html]
本日『海上保安レポート2003』\1,800(込)を入手。
附録CD-ROMの、北朝鮮工作船と巡視船の戦闘動画は、迫力(不謹慎?)があります。
TVで部分的に動画が流されましたが、あらためて保安庁職員の大変さ=気の毒さがわかります。

150. 2003年10月11日 23時53分26秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
無事帰宅しました。皆様ありがとうございました。

152. 2003年10月13日 13時29分22秒 投稿:なら 
 [http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/2265/america2.html]
↑に↓の記述。
シリコンバレーで開発されていく技術のために「今や湾岸戦争は古代戦争の歴史だ」とまで言われている。
今回の仕事とは直接関係ないけれど、アフガンでは「馬に乗った特殊部隊兵士」の写真なんかが新聞に載っている。デザート・ストームの時の勢いと違って「何してるのかな?」という感じを持たせているが、彼らが持っているのはGPSとモバイルパソコンと夜間暗視装置。
敵を見つけると戦うのではなく、場所を正確に特定して情報をモバイルで衛星にぶち上げる。
戦闘攻撃機はそのデータをインプットして出撃し、精密誘導爆弾を投下する。
山岳地帯のみならず市街戦までもこうして敵のいる場所に10mほどの誤差で爆弾が落ちていく。
昼夜であろうが悪天であろうがもはやそんなことも関係ない。
パワーで圧倒した湾岸戦争のやり方はもう古いのであろう。
技能を持った兵士を1000人も送り込めば十分らしい。
技術が戦争のやり方までもどんどん変えていく・・・・

アフガニスタンやイラク、その他と相変わらず物騒な世界ですが、技術の発展と戦闘行動
の変化・変遷について考えさせられました。少なくとも、小生は↑を読むまで考えつきませんでした。GPS等の技術が軍事技術からのものであることに、改めて気づかされました。小生の交通・通信関係の教材研究に大きな穴があいていたようです。想像力が缺如していたようです。

153. 2003年10月13日 17時46分11秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
 ↓例会の時に紹介しましたIWC下関会議のダイジェストビデオのページです。
http://www.e-kujira.or.jp/iwc/iwcmeeting-shimonoseki.html 
 もちろんベルリンなどもあります。

154. 2003年10月13日 18時36分35秒 投稿:なら 
 [http://www.e-kujira.or.jp/index.html]
#153 吉水先生
クジラのことなら何でも分かる! 鯨ポータル・サイトからたどれるんですね。
↑のIWC会議のページのダイジェスト・ビデオは優れものですね。
とてもよいものを紹介して戴きました。感謝です。

155. 2003年10月19日 22時40分06秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
大阪教育大学地理学会の会報最新版は地理学教室のHPでPDF版で公開されています。
皆様ご存じでしたか?

156. 2003年10月20日 23時06分57秒 投稿:なら 
 [http://www.tv-tokyo.co.jp/ho-hoon/back.html]
吉水先生
↑の#3「電気炊飯器」、先生の授業案で使えそうですよ。

157. 2003年10月20日 23時24分46秒 投稿:なら 
 [http://www.tv-tokyo.co.jp/ho-hoon/back.html]
aティーバッグ:「1900年頃に考案されたが、広く普及したのは50年代半ばから」(トワイニング社)
bインスタントコーヒー:「ブラジルの過剰生産した豆を処理するため1930年代に保存食品として開発されたが、需要本格化は50年代後半以降」(ネッスル社)
a&bは小生の授業の種でしたが、bに関しては訂正or修正の要アリ、のようです。
↑の#2「インスタントコーヒー」を見て思った次第。
インスタントコーヒーの発明者が日本人だったとは知らなかった。皆さん知ってました?
TV東京の「ホ!ホーン」は、授業の導入に使えそうですね。これからが楽しみです。

158. 2003年10月21日 22時00分37秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://homepage3.nifty.com/yoshimizu/index.htm]
奈良先生 ありがとうございました。
 早速みました。ケーキが焼ける炊飯器があったとは。それにしても,ナレーターがふとがね金太とは,これまた懐かしいです。

159. 2003年10月21日 22時10分13秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
 niftyのHPと並行して,大学のHPを立ち上げることにしました。現在試作版を運用中です。コンテンツはほとんどniftyの原稿版を流用しています。完全移行が済みましたらまたご連絡させていただきます。なにせ,大学のHPは容量の上限がないので,いくらでも画像を放り込めるのが魅力です。
 写真教材を整理して,せっせと貼り付けるのと,PDFをつくることができるようになったので,教材をPDF化して整理したいと考えています。

160. 2003年10月24日 21時48分41秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
 明日から全国社会科教育学会で鳴門教育大学へ行って来ます。
 大阪では人文地理学会の催しがあって,附属平野中学校の井寄先生がご発表。それに先立って行われるミニ巡検の案内者は,正木先生と京都学園大の佐々木さん(大教の院修了)です。

162. 2003年10月27日 12時55分53秒 投稿:よしみず@ぎふ 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/^yosimizu/]
奈良先生
 帝国書院「地理・地図資料」の玉稿拝読させていただきました。こういう基礎的な作業が絶対に必要ですよね。私,共通一次世代ですが,高校時代にはあまりこの手の作業は授業中にはやらなかったような気がしています。でも結局自分ではたくさん地図を描いた記憶があります。従来型の手作業でなければ身に付かない部分と,パソコンを使う部分とをうまく分けておかないと,つけるべき力を間違えてしまいますよね。

163. 2003年10月27日 12時59分13秒 投稿:よしみず@ぎふ 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
すみません,さきほどポストした#162はhomepageのURLが間違っておりました。

164. 2003年10月27日 17時26分53秒 投稿:なら 
#162 吉水先生
昔ながらの手作業は不可缺・必須と思ってます。
ただ、塗り絵等の作業をさせるのが地理だ、と(わざと?)誤解している教員がいるのは間違いないですね。
小生の駄文が、誤解派教員の免罪符にされる危惧は感じますが……
見開き2頁に無理矢理詰め込んだので、行間どころか余白を補充して読みとって戴けると幸いです。

165. 2003年10月27日 17時50分28秒 投稿:なら 
今日の日本經濟新聞夕刊に、“「障がい者」に表記改め”なる記事。
「障害者」の「害」の字は否定的なイメージが強い、ということなんですが……
「障」は“さわり(がある)”、「害」は“わざわい(をなす)”、という文字ですから、「障害者」は“さわりがあってわざわいをなす者”という意味。否定的なイメージどころか、否定しているんですよ。
もともと障礙or障碍という表記を、障害というとんでもない表記にしたのが原因です。
「碍」は「礙」の俗字で「さまたげ(る)」という意味です。
「障害」という表記のまずさに気づいたんだったら、本来の「障礙」「障碍」に変更すればいいのに、「障がい」という醜い“まぜがき”でお茶を濁そうとは!
#136 で「文字づかいに関しては、新聞に代表されるマスコミの表記、教科書のまぜがき表記、学校を含む官公庁の文字表記の醜さは、文化破壊以外の何者でもないですね」としたんですが、「学力低下現象」の一事例になりそうです。

166. 2003年10月29日 21時00分34秒 投稿:福本 紘 
奥野一生さんの本の紹介です。
 刊行年 2003 発行所:竹林館
『日本のテーマパーク研究』、『日本の離島と高速船交通』

それと、
雑誌「地理」(古今書院)2003年10月号に
奥野一生「日本の鉱業地域その後」と
奥野さんの『日本のテーマパーク研究』の書評(香川貴志氏)
があります。ご紹介まで。

167. 2003年10月29日 21時20分58秒 投稿:福本 紘 
奈良さんへ

記事162.に関して 
> 2003年10月27日 12時55分53秒 投稿:よしみず@ぎふ 
> 帝国書院「地理・地図資料」の玉稿

すみませんが、玉稿のコピーなどいただけませんか。勉強させてください。
再来年あたりに「読図とオリエンテーリング」(半期)担当予定なんです。

168. 2003年10月29日 23時19分05秒 投稿:なら 
米国加州の山火事は墨斯哥へも拡大してます。
手許の『理科年表2002』に拠ると、LA(Los Angeles)と大阪は↓の気候表となります。

 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  年
14.1 14.8 15.2 16.8 18.1 20.2 22.3 23.0 22.3 20.1 16.8 14.2 18.2℃
74.7 72.4 61.6 20.2 1.4 3.0 0.9 2.7 8.7 8.0 31.5 41.9 326.9mm
63.4 67.9 70.5 71.0 74.0 75.9 76.6 76.6 74.2 70.5 65.5 62.9 70.8%

5.8 5.9 9.0 14.8 19.4 23.2 27.2 28.4 24.4 18.7 13.2 8.3 16.5℃
43.7 58.7 99.5 121.1 139.6 201.0 155.4 99.0 174.9 109.3 66.3 37.71306.1mm
61  60  59  60  62  69  70  67  68  66  64  62  64 %

ケッペンの分類では、LA=BS、大阪=Cfaです。
地図帳の気候図では、LAはCs〜BSに位置し、BWもすぐ側。
SD(San Diego)も『理科年表1994』から判断すると、BSです。
冬雨の乾燥気候地域ですから、大雨は期待できそうにないですね。
今回の山火事は、いい授業材料になりそうですね。

TVの気象情報・天気情報に出てきていた「サンタアナ Santa Ana」は、『気候学・気象学辞典』(二宮書店 1985年)の208頁に深石一夫さんが↓のように書いてます。
カリフォルニア南部のロサンゼルス盆地に吹く高温乾燥のフェーン風。北アメリカ大盆地に発達する高気圧から南への吹き出しで、風上側にモハーベ砂漠があるので、いっそう高温低湿度なり、砂塵をともなう北東または東寄りの強風となる。強風域は盆地東部のサンタアナ峡谷から吹きおり、ニューポルト海岸付近から海上160kmにおよぶ。低い暗褐色の砂塵をともなった雲が風の吹く前に峠に現れ、2,3日間にわたって吹き、低湿のため絶縁体に帯電が生じ、ときに燃料の爆発や自然発火の火災をおこす。

小生、教員になりたての頃は、地方風(局地風)のところで、サンタアナを紹介した覚えがあります。が、入試で出なかった(?)ので、いつの間にか省略してましたが、今回の山火事で、記憶が一部蘇りました。

169. 2003年10月30日 08時04分52秒 投稿:なら 
 [http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031029-00000021-kyodo-int]
米国加州の山火事ニュース関連で気になっていること。
TVの解説(もどき)で「サンタアナ」が出てくるのは当然としても、“季節風”という解説が出てきています。例えば↑の記事。
で、“季節風”なんですが、小中高の地理の授業では《夏と冬とでほぼ風向きが逆になる風(の組)》という説明がなされているはずですよね。小生の被教育歴を基準とすれば、半世紀近く前から《》の説明ですよね。
世間では、季節風を《》のようには捉えていない人々が随分と沢山存在するようです。彼等は季節風を〈季節に特有の風〉と捉えているようです。
惑星風・季節風・局地風(地方風)という、風系の規模(スケール)による分類なんて、全然頭に浮かんで来ないんでしょうね。でなければ“季節風”なんて記事が配信されるわけがないでしょうからね。
教育の力のなさなのか、それとも新聞・通信社等の記者・校閲者等の質が悪いのか、どうなんでしょう?

170. 2003年10月30日 22時41分25秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
福本先生
 オリエンテーリングを教えられるのですね。私,かつてオリエンテーリングの指導員の資格を保有しておりました。
 奥野先生は立て続けに2冊も単著で出版されたのですか。すごいですね。

 皆様
 過日地理教育部会でもお聞きいただいた「文化衝突」に関する発表ですが,全国社会科教育学会でも発表してきました。わりと評判良かったと思います。ありがとうございました。今,投稿に向けて書き直しています。

171. 2003年10月31日 10時16分34秒 投稿:福本 紘 
>吉水さんへ
はじめは「地図読図法」という科目で設定したのですが、これではちりの者しか分からない
ということがあって、「オリエンテーリング」を付けました。まあ要は読図法が学生に定着し
地域とその環境が予察的に捉えることができるようになればいいなということで、
この科目名にしました。これも地理の科目が生き残る手段です。

>奈良さんへ
早速に有り難うございました。別途メールさせていただきました。

173. 2003年11月01日 13時10分17秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
 お恥ずかしいのですが,昨日はじめて宮本常一が天王寺師範出身だということを知りました。しかも専攻科で地理を専門としていたのですね。これって常識ですか?

175. 2003年11月01日 14時16分37秒 投稿:なら 
#173> 常識か否かは?ですが、本当に知らなかったの? ビックリした!

176. 2003年11月01日 14時50分39秒 投稿:なら 
#169 への自己レスですが。
googleで「季節風とは」で検索したら、30件ほどヒット。ざっと見てみたら、真っ当なのは一件のみ。
それは http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN8/kaikyo/no34/1-(3).html
さすが、海上保安庁の安全講習会資料だけあって、
「一般的に季節風とは次のような条件を備えた風系のことである。
・1つの季節の間、ある方向からの風が、その季節を代表するに足りるほど、十分に高い頻度を持っている。
・大気の大循環にふさわしいほど、十分に高い頻度を持っている。
・夏と冬とで、風向がほぼ反対になる」
と、必要にして充分な記述がなされている。
YOMIURI ON-LINEのカリフォルニア州の山火事、雨や気温低下で火勢弱まる(11:49)の記事中に“高温・乾燥の季節風「サンタアナ風」”とある。
小生、気になってしようがない。

177. 2003年11月01日 20時18分23秒 投稿:福本 紘 
#173 に関して、
以前そのような自覚を持ったことがあります。何かの文書などで。
で念のために検索してみました(写真入り)
http://www.towatown.jp/database/infomationpanel.html

私が天王寺の専門課程に移籍したとき「地理学基礎論」という科目があり、
前田昇先生が担当でした。最初の講義(前田先生にとっても講師昇格で最初の講義)で、
地理学教室の名誉ある歴史を講じてくださいました。

大教が今どういうガイダンスをされているのかは分かりませんが、
小生の勤務先で判断する限り、最近の大学でのガイダンスは、卒業必要単位や
履修要項の蒸し返しが多いのではないかと考えられます。

その学科ないしは教室の歴史を語るということは大事なことかも知れません。

いずれにしろ、宮本さんの頃から、「地理は頭で書くよりも足で書け」という
麗しき伝統があったのでしょう。
少なくとも当時(今もそうでしょうが)小生の在学中の教官の一致した見解でした。

そういう伝統を持った教室の卒業生であることは小生の誇りであり、
また小生をはるかに凌駕する後輩の皆さんのご活躍が、老齢卒業生の誇りです。

それにしても宮本さんの著作ってすごい。あの時代でデータを集めたのもすごいですが、
当時出版ができるだけの内容であり、全集がでけるくらいすごいものですね。

『福本紘著作集』なんちゃって、与太話集めてもCD一枚でスカスカの容量だもん(涙;)

178. 2003年11月02日 20時34分21秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
 情けなや,やはり常識ですね。我が家にある宮本常一の著作(学術文庫しかありませんが)を見てみると,天王寺師範出身の経歴がありますね。認識していなかったなあ。はずかしいです。それにしても私が在学中にそのようなことは地理の先生方には伺ったことは一度もなかったように思いますが。この休み中(学園祭ですが出勤していません),少しそういう意識で読み返してみようと思います。
 そういえば(40周年はあったのに)地理学教室50周年記念の会はなかったように思います。そういう機会に,教室史をまとめておく必要がありますよね。
 天王寺師範,学大,教育大の地理卒業生や旧教官の著名人を整理してくれるような卒論書く人はいませんかね。「○○の地理教育論」とかいうテーマなら書けそうですが。

 健太郎君,射手矢君,宮本常一が天王寺師範出身って知ってた?

179. 2003年11月03日 17時02分48秒 投稿:福本 紘 
# 178 吉水さん
> そういえば(40周年はあったのに)地理学教室50周年記念の会はなかったように思い
> ます。そういう機会に,教室史をまとめておく必要がありますよね。
明日にでも『40年史』読み返してみましょう。
ちなみに小生の祖父は、「教員伝習所」、父は「天王寺師範」、小生は「学芸大」。
息子は生憎別のとこへいきました。4代続きだったらたいしたもんだったけど。
梅花学園では3代続いての卒業生は○○周年記念式で表彰されるんです。

閑話休題。ご提案のようなことは必要でしょうね。10年単位ぐらいで纏めないと
資料などが散逸したり、記憶が薄れたりする可能性が無しとはいえません。
ただ、昨今の大学変動期にあって教官の方々は、同業なんで分かるんですが、
大変な時期となって居るかと思います。

大阪における地理教育を支えてきたのはなんといっても当教室の卒業生であったことは
間違いありません。そこで、大阪の地理教育の歴史を纏めるためにも、ここは一つ
現役引退されてもなおお元気な当教育部会の皆様方のお力でなんとかできませんかねえ。

> 天王寺師範,学大,教育大の地理卒業生や旧教官の著名人を整理してくれるような
> 卒論書く人はいませんかね。「○○の地理教育論」とかいうテーマなら書けそうですが。

「著名人」が難しいでしょうが、宮本さんのように評価が定着している方々が良いでしょうね。

我が社の社内報(正式には学園報といいます)には、最近「こんにちは先輩」という
畳記事があります。土田早苗さん、浜木綿子さん等のほか実業界などで活躍されている
卒業生の記事もありました。
「学会ニュース」で、現場や教育委員会で活躍してられる方、教育界以外で活躍されてい
る方、などなどの消息なりルポなどがあると良いかも知れませんね。
現役の学生さんの参考になるでしょうし、入試PRにもなりましょう。
# 某国立大学をお手伝いしていますが、かなり入試PRに力を入れだしています。
# 大学見学会は勿論、併設の高校にまで大学教員が訪問に来ています。
# まるで「民業圧迫」です。授業料価格では勝負にならないのにぃ・・・・。
ながいことこの職業をやっていると評論家的に書くというよろしくないところですんません。

180. 2003年11月04日 11時57分13秒 投稿:福本 紘 
宮本常一さんについて、取りあえず調べたことを報告します。
『40年史』を読んでみました。これに「地理学教官在職年表」があります。
これによると、当時専任教官は山極二郎先生がおられたことになります。
宮本常一さんは大正15年(1926)に天王寺師範に入学していますから、
山極先生と何らかの接触があったことには違いがなく、彼に何らかの影響を与えている
可能性が大です。柳田国男氏との接触以前ですから、宮本研究は山極との関係から
始めると良いかもしれません。取りあえず東和町のウェブでは柳田国男氏の名前を知った
後(接触前)、専攻科(地理専攻)に入学しています。この点で師範学校在学前後の
研究が重要と思われます。年譜でもあまりその点が触れられていない気がします。

山極二郎先生については『40年史』に位野木先生が書いておられます。

なお、宮本さんは東和町の名誉町民になっています。

東和町役場 〒742-2592 山口県大島郡東和町森
TEL.0820-78-1110/FAX.0820-78-0751
http://www.towatown.jp/index.html

どうでもいいですが、小生、数少ない学芸大学の専攻科修了生の一人です。

181. 2003年11月06日 14時37分34秒 投稿:よしみず@ぎふ 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
福本先生ありがとうございました
 東和町役場の宮本常一データベースを見ると,その多くの著作が,宮本常一氏のものすごさを物語っていますね。宮本氏の著作の中に私が専門とする地理教育論が,あらわれてくるのかどうかが問題です。
 国立大学の先生方が特にお忙しいのはわかります。来年度から,本当にどうなるのかわからない状態がまだ続いているのですからね。私もそろそろ来年の時間割を決める時期になり,なんだかイヤーなムードになってきました。持ちごま数が1ヶ月以内に決まると思いますが,とんでもないことになりそうです。ただ,来年の前期は大阪の某大学で,非常勤を引き受ける予定で,最低毎週1回は大阪へ行けそうです。

182. 2003年11月07日 22時36分09秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
 明日は,天王寺の桑名先生のデビュー戦です。応援よろしくお願いいたします。

183. 2003年11月11日 21時29分46秒 投稿:なら 
 [http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/2003/1111-1.htm]
発表日時:平成15年11月11日(火)16時00分
2万5千分の1地形図の規格が変わります

噂されていた新規格2.5万地形図が登場です。
地図展2003さいたまにあわせての登場です。

184. 2003年11月11日 22時14分00秒 投稿:なら 
 [http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20031111it12.htm]
科学オンチ解消へ、「コミュニケーター」養成  だそうです。
<現代社会で生きるためには、科学や技術の基本的な理解が不可欠だが、日本人は欧米諸国民に比べて科学に対する理解度が低い>んだそうです。
本当なんでしょうか?
欧米諸国」とはどの国を指すんでしょうか? 
本当だとして「理解度が低い」のは、「科学に対」してだけなんでしょうか?
と、いくつもの疑問点が浮かんできます。
↑の元は、文部科学省科学技術政策研究所の 調査資料-100 科学技術理解増進と科学コミュニケーションの活性化について
です。詳細は調査資料-100(PDF 148KB)をどうぞ。

児童生徒に阿って、学校教育の水準低下に邁進(?)してきたことに頬被りして、コミュニケーターを養成するなんて、本末転倒も甚だしいと愚考します。

『諸君』12月号の 教育全壊 なる特集は面白いです。お薦めです。

185. 2003年11月11日 22時55分53秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
2万5千分の1地形図ですが,やはりウワサ通り改訂されて,価格も同じですね。重なり部分があるというのは,使いやすいのでしょうかね。文字はゴシック体になって見やすくなると思います。図書館・博物館の記号は今ひとつと感じています。A1版の500円の折り図はどうなるんですか?

186. 2003年11月12日 07時36分37秒 投稿:なら 
地形図新記号の図書館・博物館は、意匠としては?ですね。
早急な改訂を望みますね。
隣接図幅との重複部分があるのは便利と思いますが、実際はどうなんでしょうね。
地図を折る場合、一工夫が必要になりそうですね。

TBS「サンデーモーニング」で石原都知事の日韓併合発言を捏造報道を見てください。
「文化衝突」ではなく「文化変容」のいい材料になると思います。
際網の普及で、変化したこと、変化しつつある事態の一典型だと思います。

丸紅ダイレクトの誤記問題なんてのは↑に比べると小さなことに思えます。
高校では「情報」なんて新科目が登場してますが、コンピュータの使い方や操作法なんてのを学校でとりあげるのが無意味である、有力な根拠になりませんかね。

187. 2003年11月12日 18時46分39秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
 石原知事の発言捏造問題ですが,単に取材した記者がボケてただけじゃないんですか?加えて,たしかに語尾は聞き取りにくかったですよ。あれでは石原知事はコミュニケーションの責任を果たしたとは言い難いと思いますが。

188. 2003年11月12日 22時58分52秒 投稿:なら 
 [http://yucarimint.hp.infoseek.co.jp/ishihara/]
石原発言が聞きやすいか否かという事ではなく、際網上でこのような検証(?)がさっと出来上がってくるという時代に興味を覚える、ということです。
偶然、↑に遭遇して、際網空間の特徴の一つとして面白いと思ったのです。
丸紅ダイレクトの誤記は新聞やネット上のニュース欄でとりあげていたので知りましたが、TBS(大阪ではMBS)のことは新聞やネット上のニュース欄に出てきたのはここ二三日の事です。マスコミ各社の他社への対応という点からも、情報の取捨選択(捨々選択?)がなされるという点からも、さらに際網上の情報の質という点からも、なかなか興味深い事例のように思います。

189. 2003年11月12日 23時04分44秒 投稿:なら 
昼間に一万分の一地形図の欄外をみたら、図書館記号がありました。
図書館記号は1万分の一地形図からの流用(?)なんですね。
恥ずかしながら知りませんでした。
博物館記号は、新作(?)なんでしょうか?

190. 2003年11月13日 22時16分15秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
奈良先生
 188は意味がわかりました。2ちゃんねるなんていうのも現代文化を反映しているのでしょうかね。どうも受容しにくいですが。
 図書館の記号,私も確認しました。どうも1万分の1地形図は好きになれませんね。やられたという感じです。

191. 2003年11月14日 22時36分37秒 投稿:なら 
吉水先生
<2ちゃんねるなんていうのも現代文化を反映しているのでしょうかね>
小生は<反映している>と思います。
最近、初めて見て、ビックリしたわけですが、<どうも受容しにくい>のは同感です。
<受容しにくい>のはなぜでしょう?
“TBS捏造”問題に関しては、多分十年前だったら、TBSを含めて頬かむりですんでいったんじゃないでしょうか?
VTR、ブロードバンドの普及といった現代情報化社会(?)の一断面を<反映している>と思いますが。
情報のマスコミ独占(寡占)状態が急速に失われていっているようです。

192. 2003年11月15日 01時39分07秒 投稿:なら 
 [http://www.asahi.com/international/update/1114/013.html]
↑記事の見出し=170人以上の女性や子ども誘拐、人身売買 中国・雲南
↑記事の本文=↓<>
<中国西部の雲南省で150人以上の女性と27人の子どもを誘拐し、売り飛ばしていたとして、雲南、山東両省の公安当局が誘拐容疑などで人身売買グループの37人の身柄を拘束した。華僑向けの通信社、中国新聞社が14日伝えた。中国では誘拐した子どもらを農村などに売る人身売買事件が相次いでいるが、今回の摘発は被害者の規模などから最大級としている。
 報道によると、計46人の容疑者からなるグループは数年間にわたって、雲南省の少数民族の自治州などから女性と子どもを誘拐。山東、江蘇、河北、安徽など計6省で売り飛ばしていたという。公安当局はすでに被害者を救出しており、ほかのメンバーの行方を追っている。 (11/14 21:51)>
↑はそのうちにWeb上から消えるでしょうから、あえてコピペしました。
↓は、小生が“盲流”“民工潮”を扱う時の資料の一つ。
▽手足のない乞食はどこから来たか。
 ケ小平の唱える開放経済政策によって、沿岸地帯に高度の経済成長が見られ、内陸の農村部辺境地帯から、高賃金の仕事を求めて屈強な男たちが沿岸の省市に出てきた。「民工」と呼ばれるこれらの人々の流入が、上海などの発展地域で最近大問題になっている。
 奥地から出てきてすぐに仕事にありつけるとはかぎらないから、彼らの中にはとりあえず乞食をするものもいる。日本ならば「乞食に身を落として」となるところだが、中国で乞食は最低ながらも職業として認められていて、公営の宿舎もある。
 しかし民工は屈強な男たちであるから、にわかに乞食となっても哀れを誘えない。そこで小道具が必要となる。
 中国の乞食はたいてい幼児を、しかも手や足のない不具の子供を抱いてるケースが多い。巨 頭 症(体と頭の大きさが同じくらいの不具)の赤ん坊や、両腕や両脚の肩や膝から先が折れて欠損している幼児を抱えて、道行く人にお金をせびる。不具の幼児を抱えていると、乞食商売は成り立つという。
 学生の一人がこんなことを言った。
「奥地から出てきて、仕事を見つけられない人は、乞食をします。そのために、他人の子供を盗んできます。一方で子供を売る親もいるでしょう。彼らは子供の手や足をポキポキ折ったり、切り取ったりして、その子供を抱えて乞食をします」
 乞食の抱える手足のない子供のすべてがそれなのか、確かめるすべはなかった。学生は続ける。
「しかし子供は手足がなくても成長しますから、やがて使えなくなり、捨てます」
「捨てられた子供乞食はどうなるのか。死ぬのか」
「さあ、そこまでは知りません」
 そんなやりとりがあって、半年ばかりたっただろうか。学生たちが、言い出した。
「いい天気ですから、暗い教室より公園に出た方がいいんじゃないですか? 先生」
 そこで玄武湖公園で中国式席取り遊びをして、その後みんなでおいしいラーメンを食べよう、ということになった。
 公園の一角に接して建っている南京の名刹のひとつ、古鶏鳴寺の裏門通りを抜けて市内に向かおうとして、私はふと立ち止まり寺を見上げた。
 裏門に至る登り坂は段々になっていて、その階段の両側すべてに乞食少年が座り込んでいる。見るところその乞食たちはすべて、両手は肩から、両足は膝から先がない。座らされたまま自力で移動することはできないから、かんかん照りの中、終日そこに据えられて、通行人に笑いかけ、小銭を乞うているのだった。
「これが、使えなくなって捨てられた子供たちの、なれの果てなのか」
 立ちすくむ私は、「先生、見ないで」と言う女子学生に手を引っぱられ、学生たちの群の中に戻された。
 歩きながら、考えた。あの段々に座らされている手足のない乞食少年と、先の捨てられた子供乞食が同じだとする確証は、もちろんない。しかし、すでに2年間の中国生活を送ってきた感覚の中で、両者を結びつけるものがあった。「先生、見ないで」と私を引き戻した学生の激しい手の力が、それを証明しているようにも思われた。
 私は次のように推理する。
 捨てられた不具の子供乞食たちを、拾い集めて使っている者がいるのだ。早朝、おそらく車で運んできて段々坂に並べ、終日乞食をさせ、夕刻、車で連れ帰り、餌を与えて飼っておく。
 手足のない者がこんなに大勢、自力で同じ所に集まってくるとは思えないから、この推理しか成り立たないはずだ。これら乞食少年の命はそう長くはないだろう。手足のない成人に南京で出会ったことはなかった。死ぬまで、乞食としてしか生きる道のない少年たちなのであろう。
 この推理について、不具の乞食の話をしてくれた学生に問いかけてみた。
「たぶん、そのとおりでしょう」
      (林青梧<ハヤシ・セイゴ>1996『中国の希望と絶望』pp.114-117、表記改)

193. 2003年11月15日 07時53分34秒 投稿:なら 
上野の東京国立博物館・平成館で“伊能忠敬と日本図”が開催されているのは皆様御存知ですよね。磯先生は、既に見学済みですが。
今日の日本經濟新聞・文化欄(最終面)に伊能忠敬の記事。見出しは↓。
伊能忠敬 新たな実像、測量図の出版意図示す書簡、揺らぐ「幕府の秘図」説。
記事の本文を一太郎ファイルにしましたので、興味のある方は連絡下さい。添附ファイルで送ります。スキャナで読みとって変換しましたので、誤変換はご容赦願います。

194. 2003年11月15日 16時42分27秒 投稿:なら 
谷四ぶよお堂で、新規格二万五千分一地図(岩槻・浦和・上尾・与野)と五万分一火山土地条件図富士山を入手。
新規格2.5万図で気づいたこと。
1)見やすくなった=従来図より印刷が鮮明に感じられる(地名を明朝体からゴシック体に変えたのとは無関係に)。
2)バーコードが威張ってない。
3)メッシュコード(従来図の右側上辺部の数字)がなくなった。
4)上下左右に隣接図との重複部分=紙一杯に地図が印刷されてる=余白が殆どない。
5)地図記号の説明は下辺に。説明がみにくくなったように思われる。
etc.
火山土地条件図富士山は、綺麗な図です。裏面には丁寧な説明がついてます。これで税込千円弱(\980)は安い!

195. 2003年11月19日 15時02分23秒 投稿:tomita 
今、交換留学をしている学校(St.Leonard`s College)のパソコンから書き込みをしています。16年も続いた関係だけあって、日本語でパソコンが操作できます。メルボルンは夏時間になっていて日本との時差は2時間です。夜の8時過ぎくらいまでは明るいですね。晩御飯を食べてからでも外であそんでいます。英語はあまりというか、10%ほどしか通じていないけど、子供(小2)とは適当にやり取りをして遊んでいます。
 気候はとても変わりやすく、朝は寒いくらいなのに、日中は暑くてしょうがない。時には35度を超える日もある。ちなみにエアーズロックは38度くらいだったので、登山は禁止になって周辺の散策をしました。あしたはフィリップアイランドというペンギンがたくさんいる島へ行きます。日本と違って時間がゆっくり流れている感じで、かえってから日本の日常に変えるのが大変な気がします。

196. 2003年11月19日 16時10分40秒 投稿:なら 
濠太剌利からの便りとは! 元気そうでなによりです。
>メルボルンは夏時間になっていて日本との時差は2時間です。夜の8時過ぎくらいまでは明るいですね。
メルボルンは福島とほぼ同緯度、20:00ということは18:00。明るいのに納得。
>気候はとても変わりやすく、朝は寒いくらいなのに、日中は暑くてしょうがない。
「気候」ではなく、天気ですね。これはイヤミ!
エアーズロックは残念でしたね。
土産話を楽しみにしています。

197. 2003年11月19日 16時14分20秒 投稿:なら 
山田好彦『海のテロリズム』PHP新書 \680(税別)を紹介します。
特に第U部アジア海賊事情は教材として使えます。

198. 2003年11月24日 14時14分24秒 投稿:tomita 
先週は暑かったのに、週末からずいぶん寒くなってきました。夜なんかはストーブをつけたりしています。しかも、生徒やほかの引率の先生が引いていた風邪をもらったようで鼻水と喉痛で苦しんでいます。こちらの「天気」は一日で四季を感じることができるという話なんですが、生活するうえで非常に迷惑。最近は夏がないですが・・・。
 こちらで生活をしていて感じるのは、Aussieは非常にルーズ。時間はもちろん、生活?家の中で常に履物を履いているわけではない。靴下のまま、歩き回ったり、はだしであったり。昨日家に来た人は車から降りてきたら裸足。そのまま、庭をあるいて、家に入ってきました。また、料理を作るとき、野菜は水洗いなどせず、そのまま使う。当然、ゆでたりもしないからサラダといえば、ほんとの生野菜サラダ。食器は食器洗い器であらうけど、そうでない場合は洗剤であらったあとのすすぎをしない。いろいろなところで、几帳面な日本人とは対照的な面を見ることができます。
 あと一週間ほどで、帰国です。日本が懐かしい。

199. 2003年11月29日 10時19分36秒 投稿:よしみず@なごや 
 [http://www.ha.shotoku.ac.jp/~yosimizu/]
先日から内田芳明氏の風景論の本を何冊か読みました。過去に読んだものを再度読み直したりもしています。この内容がいくらか地理の授業に使えないモノかと考えています。
 もう一つは,10月の例会の時にも地名の授業のところで引用した桑子敏雄という東工大の先生の本を読んでいます。やはり風景とか景観とかと,自分自身の履歴,空間の中での身の置き方など,地理的な事柄を哲学の視点から,そして,合意形成システムを意見調整による妥協「以外」の視点から構築しようとしている人です。最近読んだ『わたしがわたしであるための哲学』は生徒指導にも使えます。
 ここ数日の動きでした。

200. 2003年12月03日 06時48分18秒 投稿:なら 
帝国書院『新詳地理B 初訂版』191頁の“C ある日本企業の工場の広がり”の図が、マブチモーターを例としているのは御存知(?)と思います。
今日(2003.12.03)附産經新聞27面に、マブチモーターがとりあげられています。
新課程用教科書にもCの図があるや否やは手許では確認不能ですが、海外への本邦企業の展開の一例として、参考になります。